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   おくちは災いのモト

Out of the mouth comes evil.

小さな活動

今日(もう昨日か)は近所での市民投票の説明会とバザーでの活動でした。
告知が足りなかったのとお天気の具合か来られた方は少なかったけど、
今日もいい出会いと気づきがあった一日でした。
そしてわたしの背中を押してくれる新たな仲間ができて、明日への活力を
もらえました。

その後夕飯は、先日行った近所の地中海料理のお店へ。
→地中海料理 アルピーノ

お客さんが一段落した時トルコ人の店主としばし原発談義。
先日イタリアの方とも交流した時に感じましたが、やはり海外の方は
日本を客観的に見られてるし、チェルノブイリを体験しただけあって
今回の日本の事態にも危機感をもっておられます。
日本人、やっぱり平和ボケしてるし、マスメディアにかなり洗脳されてます。

そして瓦礫の署名用紙やチラシ、市民投票資料などを手渡して帰りました。
また「今年は秋刀魚を諦めて食べてない」と先日聞いていたので、グリーンコープさんの
昨年水揚げされた冷凍の秋刀魚も差し上げました。
来年はもう秋刀魚も食べられないからこんな去年の冷凍秋刀魚も貴重です。
しかしトルコに原発輸出する国日本って、親日家の多いトルコではどううつってるのかなー。
店主はアメリカが諸悪の根源だと言ってましたが・・・。

まあこんなローカルで地道な活動ですが、こんな小さなことが一番大事なんだと思います。

明日は大阪府の災害廃棄物の広域処理に関する検討会議の第4回目に出向きます。
今日出会った(ほんとは2回目の会議で一緒だったみたい)Mさんもご出席。
市民投票も瓦礫も原発由来の活動なので思考は同じです。
インしてまたアウトできるようしっかり耳と目を見開いてこようと思います。
前回同様IWJの中継もはいるので参加できない方は要チェックです。




瓦礫受入れ反対の署名お願いします!
→瓦礫受入れやめて@大阪

姉妹団体の直筆署名もあります。ダウンロードして併せてご利用ください。
(web署名も直筆署名も違う団体名なので両方署名していただくことができます。)





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  1. 2011/11/24(木) |
  2. 国民・住民投票
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  5. 脱原発

大阪市「原発」市民投票のミニ説明会!

大阪市「原発」市民投票のミニ説明会や
バザーなどのイベント付き説明会のお知らせです。

23日の阿倍野教会にはわたしも行きます。
(素敵な教会です・・・)
もちろん瓦礫署名も集めますよー。
みなさん是非来てください!

それとこの情報を送って下さった方の息子さんがお友達と
関電前で座り込みのアピールをしています。
親の背中を見て子は育つんだなーとしみじみ感心しました。
自分の考えをしっかりともって発言できる若者は素敵です!

関電前 若者座り込み 11/11/14
http://www.ustream.tv/recorded/18520132

11/14-11/19 まで頑張っています!
ぜひ、応援を!!
→「わかもの120時間座り込みのブログ」

関西電力本店前
大阪市北区中之島3-6-16





大阪市「原発」市民投票説明会
          原発の是非、自分たちで決めていくために―


原発の是非を問う「市民条例」を作るための説明会を開催します。
自分たちの使う電気について、自分たちで選べるようにしたいとおもいます。
一度、おはなしを聞きにきてください。



●説明会@そば切り蔦屋

11月17日(木)19:00~
そば切り蔦屋 谷町六丁目駅6番出口徒歩5分
06-6764-7074 大阪市中央区内久宝寺町2-7-14 


●バザー&ミニ説明会
~大阪市原発市民投票説明会~


11/23(水・祝) 10:00~17:00
日本基督教団 阿倍野教会
http://abenoch.life.coocan.jp/
大阪市阿倍野区阿倍野筋5―13―17
地下鉄「阿倍野」6番出口南へ5分 阿倍野警察裏

バザー : 終日
説明会 : 11:00~12:00
       14:00~15:00

保育あります
自転車置き場あります
バザーの売上金の一部は福島に寄付します



●説明会@ファレ*ティプア

11月24日(木)夜19:00~
ファレ*ティプアhttp://tipua.jp/
大阪市天王寺区味原町2-5-103
JR/近鉄奈良線 鶴橋駅より徒歩5分
    地下鉄千日前線 鶴橋駅1番出口より徒歩3分
tel:06-6761-8799



●パパさんおすすめの説明会!?
   @生野の隠れ居酒屋「家族料理MARUCO HOUSE
」  

11月25日(金) 18;30から        
生野の隠れ居酒屋                           
「家族料理MARUCO HOUSE」   
 桃谷駅から 徒歩5分! http://maruokake.jimdo.com/ 
大阪市生野区勝山北1丁目6番4号    TEL 06-6718-1612
 
原発の是非を問う「市民条例」を作るための説明会を開催します。
自分たちの使う電気について、自分たちで選べるようにしたいとおもいます。
一度、おはなしを聞きにきてください。

 説明会参加者特別 ほろ酔いセット!
1500円 (あて3品&1ドリンク付き)
ほか、おいしいおうちごはんメニューがたくさんありますヨ

ご予約 電話、FAX; 06-6716-5510 (奥田)
メール:marukoroko@yahoo.co.jp
当日参加される方は、お店にご連絡ください。 TEL 06-6718-1612




みんなで決めよう「原発」国民投票についてのくわしい情報は、
以下のURLでご確認ください。
http://kokumintohyo.com/




瓦礫受入れ反対の署名お願いします!
→瓦礫受入れやめて@大阪

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(web署名も直筆署名も違う団体名なので両方署名していただくことができます。)

  1. 2011/11/15(火) |
  2. 国民・住民投票
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  5. 脱原発

大阪「原発」市民投票もヨロシク!

20111102osaka2_convert_20111109163534.jpg
画像お借りしました


大阪市「原発」市民投票も活発化しています。
先日の説明会でも今井一さんが叫んでた
「公開質問状を市長候補に送るでー」が形となっていました。
→【大阪】大阪市長選立候補予定者に公開質問状を送付しました

わたし達のつくったような柔な文章ではございません。
さすが公開質問状にも今井節が表れていました。

そして来週17日もまたミシュランひとつ星の蔦屋さんで
大阪市民投票の説明会が行われます。
→大阪市「原発」市民投票説明会

蔦屋のご主人蔦谷さんは請求代表人です。
一度目の説明会には小さな子どもさんを連れて来られてました。
子どもを守ろうとするお父さんはやはり格好いいです!
長屋を改装した店舗での説明会、是非足をお運びください。



<公開質問状送付先>

橋下徹 電話06(6120)5581 FAX06(6120)5582

平松邦夫 電話06(6441)7055 FAX06(6441)7057

梅田章二 電話06(6130)8680 FAX06(6130)8720

倉田かおる 電話06(6316)1780 FAX06(6316)3031

松井一郎 電話072(993)8811 FAX072(928)4646



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選挙まで毎日のように候補者のツイッターやFbに署名サイトを送ります。
是非ご協力ください!


  1. 2011/11/09(水) |
  2. 国民・住民投票
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  5. 脱原発

カタログハウスさんgood job!




シンプルで素敵・・・。

国民投票の前に・・・
大阪市民投票と東京都民投票!
12月から署名始めます。

でもその前にできること・・・
受任者になってくださーい!
→コチラ



瓦礫受入れ反対の署名お願いします!
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  1. 2011/11/05(土) |
  2. 国民・住民投票
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  5. 脱原発

大阪市「原発」市民投票の記者会見と朝日新聞記事

お次第二発目は大阪です。
10月17日、大阪市「原発」市民投票の記者会見と朝日新聞夕刊記事。

この記者会見とにかくイイです!
何がどういいのか?
一言でいえば大阪らしい。
そして今の日本の社会のしくみの?を代弁してくれています。
釜ヶ崎の労働組合の方の話を是非聞いてみてください。
原発は日本の社会のしくみそのものなのです。




大阪市では「原発」の是非を問う市民投票を行うべく、
市民投票条例の制定を求める署名収集運動を12/1日から始めます。

関西圏にお住まいの方、市民投票に関する説明会を10月30日に行いますので、
是非お越しください。⇒詳細はこちら




住民投票過去3例 原発立地・誘致巡り
2011/10/17 朝日新聞・夕刊 1面

 東京と大阪で動き始めた原発をめぐる住民投票運動。過去に、立地・誘致自治体で是非を住民投票で決めたケースはある。今回の特徴は電力の消費地が舞台となっていることだ。
  (1面参照)
 総務省によると、住民の直接請求で住民投票が実現した例は国内で3例。96年8月の新潟県巻町(現新潟市)、01年5月の新潟県刈羽村、同年11月の三重県海山町(現紀北町)だ。
 巻町と海山町では原発の誘致や建設、刈羽村では既存原発へのプルサーマル計画導入がテーマとなった。住民投票ではすべて反対が多数となり、誘致などの動きは止まった。だが、福井県高浜町では、プルサーマル計画の導入をめぐって住民から住民投票のための条例案が直接請求されたが、議会が否決するなど、実現しなかった例は多数ある。
 海外では国民投票も実施されている。イタリアでは6月、原発凍結賛成票が9割を超え、ベルルスコーニ首相は新設や再稼働を当面断念する意向を表明。だが日本では実施されたことがない。「自分で決めよう『原発』国民投票」事務局は、今回の活動を国民投票への一歩と位置づける。
 請求代表人には、大阪・西成のあいりん地区(釜ケ崎)を拠点に活動する詩人の上田假奈代さん(41)、映画広報プロデューサーの松井覧子さん(64)らも就いた。上田さんは会見で「釜ケ崎の労働者がだまされて福島原発で働かされていたことがあったように、危険なことを一部の人や地方に抑しつける構造になっている。大都市はそれを顧みずにきた」と話した。
 手続きの詳細は同団体ホームページhttp://kokumintohyo.com/まで。(大谷聡、多知川節子)
  ◇
 関西電力は17日、広報を通じて「原子力のあり方を含むエネルギー政策の見直しは、客観的な事実に基づこいて国民的な議論を十分積み重ねた上で、結論を出すべきだ。また、今後のエネルギー安定供給を支えるには、原子力発電は重要な電源だと認識している」とのコメントを発表した。



「原発是非、都民も考えて」 住民投票求める署名集めへ
10/17 朝日新聞・夕刊 10面

 原子力発電の是非を問う住民投票の実現を――。12月1日から東京都と大阪市で署名集めを始める市民団体が呼びかけに力を入れている。著名な作家や俳優らも活動の先頭に立っている。

 「原発は暮らしや命を左右する重要なテーマ。是非を決めるのは国や電力会社でなく、住民の直接的な投票であるべきだ」

 東京都内で14日に記者会見したジャーナリスト今井一さんは、そう訴えた。東京電力福島第一原発事故を受けて6月に発足した市民団体「みんなで決めよう『原発』国民投票」(事務局・東京)の事務局長。17日には、来月に市長選を控える大阪市でも会見を開き、「次の選挙で選ばれる大阪市長や関西電力だけが決めるのは間違っている」と語った。

 有権者の50分の1以上の署名が集まれば、首長に条例の制定・改廃などを直接請求できる。同団体は住民投票条例の制定を求めて署名活動に乗り出す。東京では21万4千人の署名が必要で、12月1日から請求代表人が渋谷、新宿、池袋などの街頭に立って署名を募る。東京・生活者ネットワークは生活協同組合の組合員らにも協力を求める。今井さんは「無効分を見込んで30万人分を目標とし、12月中に達成したい」と語る。

 東京では、請求代表人に作家の辻井喬(堤清二)さん、俳優山本太郎さん、コラムニスト天野祐吉さんといった著名人や、東京・生活者ネットワークの中村映子事務局長らが就く予定。大阪では、今井さん、人形浄瑠璃文楽太夫の豊竹英大夫さんらが就く。

 今井さーんは、世界各国や国内の住民投票の状況を取材してきだ。記者会見で「関電の原発の存在や稼働は、大阪市や周辺の人々の暮らしや命を左右する。野田首相や、次の選挙で選ばれる大阪市長、まレて関電だけが決めるのは間違っている」と語った。
 東京都は東京電力の発行済み株式の2・7%、大阪市は関西電力の8・9%を持つ。投票では両社の原発について「稼働に賛成か、反対か」という内容の問いを想定している。条例案では「有効投票総数の過半数の結果が、投票資格者総数の4分の1以上に達したときは、首長及び議会は投票結果を尊重し、原発の稼働について市民の意思が反映されるよう努めなければならない」と規定する。
 直接請求をするには、有権者数の50分の1以上の署名が必要。東京では21万4千人、大阪で4万2千人となる。中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)を抱える静岡県でも、来年夏ごろから署名集めを始める予定だ。(大谷聡)

 議会や首長は住民投票の動きに理解を示しながらも、活動の意義について慎重な声が上がった。
 自民党市議団の荒木幹男幹事長は「住民投票で賛否を聞いたいという思いは当然」と理解を示す一方で、「条例案が議会に提出されても、具体的な代替エネルギー案が示されなければ議論のしようかない。今回の動きは脱原発後の電力供給のあり方を議論するきっかけにするべきだ」と話した。
 「脱原発」を唱え、今年6月の株主総会に市長として初めて出席した平松邦夫市長も「まだ活動の中身がわからず、必要な対応を精査したい」。~
 市長選に出馬する方針の橋下徹・大阪府知事は「住民投票は積極的にやるべきだ」としなからも「なぜ大阪で、原発の問題だげを取り上げ、多額の費用をかけて住民投票をするのか腑に落ちない。選挙では候補者が色々な説明をするが、住民投票の場合だれがエネルギー政策について問題提示をするのかも心配」と課題を指摘した。




都民投票(東京都)・市民投票(大阪市)であなたができること・・・
受任者(署名を集める人)になってください!→詳細はコチラ



日本全国に拡散するかも知れない「がれき情報」コチラで随時追加更新しています!
(10月6日、10月7日 汚染廃棄物は発生地で処理 事故で政府が基本方針案 追加更新)



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呼びかけ人は音楽家坂本龍一氏、作家大江健三郎氏など

 
  1. 2011/10/18(火) |
  2. 国民・住民投票
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  5. 脱原発

東京都「原発」都民投票の記者会見と朝日新聞記事

NIK201110150059.jpg


忙しくなってきたわー。
瓦礫に住民投票・・・。
どちらも本格的になってきたやん。
阻止するのと広めるのと。
広める方が楽しいけど、阻止することは大事。

住民投票のここ最近での動きの第一発目!
東京都「原発」都民投票の記者会見が10月14日行われました。
請求代表人の山本太郎さん、千葉麗子さんと今井さんの会見です。






山本太郎脱原発へ執念 国民投票呼び掛け
2011年10月15日 asahi.com

 俳優山本太郎(36)が14日、東京・永田町の参議院議員会館で行われた市民グループ「みんなで決めよう『原発』国民投票」主催の記者会見に出席した。同グループは原発の是非を決める「住民投票条例制定」を、東京電力と関西電力管内で電力の大量消費地でもある、都と大阪市に直接請求するための署名活動を12月1日から開始する予定で、山本は「請求代表人」に就任。現在、俳優業で得る収入は「10分の1以下」になったというが、脱原発への執念をあらためて訴えた。

 山本らによると、同グループは「脱原発」や「原発推進」を呼びかけるのではなく、国民が原発の将来を直接決定する権利を握るための国民投票の実現が目的という。条例制定の直接請求は有権者総数の2%の署名が必要で、東京は22万人、大阪市は4万強の署名が目標だ。11月上旬までに東京都で30人、大阪市で20人以上の請求代表人を決め、クリスマス前後を期限に署名を集めるという。

 原発推進派が代表人になる可能性もあるが、山本は「1人でも多くの人に興味を持ってもらうのが大前提。賛成であろうと反対であろうといい」と主張する。

 山本 東京の電力のために福島原発がつくられて事故が起きた。都民が向き合い、止める方向に持っていくしかない。そうしなければ、日本の未来はない。

 11月14日に福島市内で行われる東日本女子駅伝開催の中止も訴えている。「世田谷で出た高濃度の放射線の数値が福島市の日常。そこで走らせるのは異常」。現在、放射線数値の測定要員と、測定値を分析できる研究者を求めている。

 脱原発宣言以降の芸能活動については「地上波から締め出されつつある。きついですよ」という。11月末からチェルノブイリ、ベラルーシ、ドイツの核輸送を止める抗議行動の取材で渡欧するが、内容を披露する場も決まっておらず、「12月中まで無収入。年を越せるかどうか分かんないけど行くしかない。それくらいの気合が入ってないと無理」との覚悟を口にした。【村上幸将】






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  1. 2011/10/18(火) |
  2. 国民・住民投票
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  5. 脱原発

国民投票への道程

IMG_3014_convert_20111013112438.jpg
d「ヒトも虫さんみたいに脱皮できるん?」
私「そうや、ヒトも脱皮できるとこ見せたげるわ!」



近ごろ住民投票について書くことが多くなったわたし。
この住民投票の話が出る前には、国民投票の話がもちあがっていた。
以前から友人kに国民投票の署名を頼まれていたのだが、
ずっと保留にしていて先月9月になってようやく署名し、賛同人にもなり
脱原発派でもある妹や父にも署名してもらおうとしたが・・・断られた。

その理由は、9月以前のわたしが思っていた理由と全く同じだった。
「テレビや新聞の情報を信じて、原発がなくなると電気が足りなくなって
企業が外国に流出し、経済が停滞するって思ってる人たちがたくさんいる。
だから今、国民投票をしたら負けるに決まってる」というもの。

うんうん、わかるよその気持ち。
わたしもずっとそう思ってたから・・・。
そのわたしが「国民投票やってもいいかな」と思い出したきっかけと
その気持ちの変化を書いてみたい。

まず、きっかけは菅さんから野田さんに政権が移ったこと。
菅さんは、唐突な感じではあったけど、浜岡を止めたり脱原発宣言をしたり
して、その部分では曲がりなりにもわたしの意向に沿った政策をとっていた。
それが野田さんに代わって鉢呂さんが辞任してからは、「脱原発」のダの字も
聞こえなくなってしまった。

そして919の6万人デモの後すぐだったと思うけど、彼は来夏には今定期点検
で止まっている原発を再稼動させるとNYで表明した。
あんなにたくさんの人が集まったデモなんて、最近の日本にはなかった。
なのにその声が彼らには届かない。
マスコミも小さくしか報道しない。

この919のデモの前に国民投票のシンポジウムの動画を見た。→コチラ
それには政治学の杉田さんや社会学の宮台さんや飯田さんが出席されていた。
その中で杉田さんと宮台さんがこう語られた。
「原発は、現在の政党政治の中では争点にされにくい。なぜなら電力会社が
ありとあらゆる対象において権益をもち、それらがまた電力会社に依存する形が
あるから。国民投票の帰結はどうであれ、それらを明るみに出し、国民投票という
形で社会に問うしかない。」

<東電にぐちゃぐちゃに絡まる相関図>
 これでは一筋縄にはいかないわ・・・
401634437.png
 付け加えるならば、東電→国民は「放射能」というプレゼント

確かに、原子力ムラと呼ばれる利権の世界は知れば知るほど広大で、いろんな
ものがぐちゃぐちゃに絡み合っていて、政治の中では争点にされにくいだろう。
それならば、というよりそんなものだからこそ、国民にその是非を問うのが
一番じゃないのか?
だってもうこんなにぐちゃぐちゃなのだから、彼らには正しい判断なんてできっこない。
それにあんな大きなデモやたくさんの署名を集めてもきっと彼らは痛くも痒くもない。
この半年間でいったい何が変わった?

しかしわたしも国民投票にはまだ早いと内心は思っている。
するのならあのシンポジウムで飯田さんが言ったように、1年間ぐらいかけて
じっくりと考えたほうがいいと思っていた。
思考停止している日本人の頭を覚醒させるにはそれぐらいの時間が必要だから。
でもそこへこの住民投票の話がもちあがった。
これはとてもいいアイデアだと諸手を挙げて賛成した。

この住民投票、その次のステップである国民投票のいい踏み台というか
練習というか、きっと国民の頭を活性化させるのに役立ってくれると思う。
だから昨日書いたように、国民ひとりひとりが原発というエネルギーのことを
真剣に考え論じ合い、自分達の未来は自分達で決めるという覚悟と責任を
感じる、そんな民主主義のツールとして住民投票を利用すればいい。
そしてその先に、国民投票へ向かう気持ちがみんなに自然に生まれる
ようになればと願う。
だからこそこの住民投票の意義は大きく、結果だけでなくそれ以上に
その考えるというプロセスが大事なんだと思う。

国民投票について迷われてる方・・・。
とりあえず住民投票に積極的に関わってみませんか?
直接投票する人も、そうでない地域の方も。
積極的に関わるといっても身近な人と投票の話をするだけです。
そしてみんなで大騒ぎしているうちにきっとその答えが出てくるはず。

原発がこんなに増えて大きな事故がおこったきっかけが、
国民の政治への無関心だとしたら、関心をもってそれに参加しないと
今までと同じ、きっと何も変わらない。
政治は傍観するものではなく参加するもの。

日本人が脱皮するところを生きてるうちにわたしは見てみたいのです。

*わたしの気持ちの変化はこのブログのカテゴリー
 「国民・住民投票」で・・・。


<今日のオマケ・・・だけどとっても重要>

福一から250キロも離れた横浜でストロンチウムが発見されたり、
東京都の世田谷で飯館よりも線量の高いマイクロホットスポットが見つかったり・・・。
食品ではこんな記事「日本の食品基準は甘すぎ ベラルーシ専門家が批判」があったり、
魚の汚染がわかってきたり・・・。
これらのことをラジオで小出先生が語っておられます。
いよいよいろんなことが明るみになってきました。
気づいた頃に「時すでに遅し」となる前に小さなお子さんのいる家庭は、
できるだけ慎重になられた方がいいと思います。




署名よろしくお願いします!
→みんなで決めよう「原発」国民投票


日本全国に拡散するかも知れない「がれき情報」コチラで随時追加更新しています!
(10月6日、10月7日 汚染廃棄物は発生地で処理 事故で政府が基本方針案 追加更新)



署名お願いします!(ネット署名もできます)
「さようなら原発1000万人アクション」→詳細はコチラ
呼びかけ人は音楽家坂本龍一氏、作家大江健三郎氏など



  1. 2011/10/13(木) |
  2. 国民・住民投票
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  5. 脱原発

民の声を恐れよ 脱原発デモと国会

friends after 3.11のひとり、さんから以下の記事が送られてきた。
とってもいい記事です。
政治不信の日本国民なら、全ての文字を黒字の強調にしたいぐらい
同調できる記事ではないかな・・・。
東京での6万人もの大規模なデモがあったのに、マスコミによる扱いは
小さく、わたしの周囲でも知らない人が多かった。

東京・静岡・大阪での住民投票の動きも同じような扱いにならないように、
その他地域の方々はしっかり見守って、隣近所の人とガンガン話題にしてください。
自分の町で投票する気持ちになって一緒に考えてみてください。
会社で、学校で、病院で、公園で、飲み屋で、家庭で、井戸端会議で・・・
他の国の人たちがしてるように原発について、この国について身近な人と話し合いましょうよ。
そしたら小さな一歩でもきっと大きな一歩に繋げられるはず。
6万人デモの次は3都市同時の住民投票です!
政治家のみなさん、原発問題は他国と同様日本国民にとっても大きな問題です。
わたし達にも表現する権利があるのとちゃいますか・・・?
デモの時みたいに無視なんかさせへんからね!

それにしても東京新聞、いい記事多いなー。サンキュ!




東京新聞【社説】
民の声を恐れよ 脱原発デモと国会
2011年10月12日

 原発の是非をめぐり大規模な集会やデモ、住民投票実施に向けた動きが広がっている。国会にこう訴えかけているのではないか。「民(たみ)の声を恐れよ」と。 

九月十九日、東京・国立競技場に隣接する明治公園で開かれた「さようなら原発五万人集会」。呼び掛け人の一人、作家の大江健三郎さんはこう訴えた。

 「私らは抵抗する意志を持っていることを、想像力を持たない政党幹部とか経団連の実力者たちに思い知らせる必要がある。そのために何ができるか。私らには民主主義の集会、市民のデモしかない。しっかりやりましょう」

◆「お母さん革命」だ 

この集会には主催者発表で約六万人、警視庁の見積もりでも三万人弱が集まったという。

 東京電力福島第一原子力発電所の事故を機に、脱原発を目指す運動は燎原(りょうげん)の火のごとく、全国各地に広がっている。

 子どもたちが学校で受ける放射線量の限度をめぐり、文部科学省が当初設定した年間二〇ミリシーベルトから、一ミリシーベルト以下に引き下げさせたのは、「二〇ミリシーベルトの設定は子どもには高すぎる」と行政に働き掛けた保護者たちだった。

 満身の怒りで国会、政府の無策を訴えた東京大アイソトープ総合センター長の児玉龍彦教授は、原発事故後、子どもの命と健康を守るために立ち上がった市民の動きを「お母さん革命」と表現する。

 原発反対、推進のどちらにも与(くみ)せず、極めて重要な案件は国民一人一人が責任を持って決めるべきだとの立場から、東京や大阪、静岡では原発の是非を問う住民投票実施に向けた動きも始まった。

 自分たちの命や生活にかかわることは自分たちで選択したい。この思いは、国会開設を求めた明治期の自由民権運動にも通底する政治的衝動ではないだろうか。

◆政治過信の果てに
 
 背景にあるのは「国民の厳粛な信託」(日本国憲法前文)を受けた国民の代表者であるはずの国会が、「国民よりも官僚機構の顔色をうかがって仕事をしているのではないか」という不満だろう。

 代議制民主主義が、選挙で託された国民の思いを正確に読み取り、国民の利害が対立する問題では議会が持つ経験に基づいて調整機能を働かせれば、国民が直接行動しなければという衝動に駆られることもなかった。

 例えば原発建設。地震頻発国のわが国に、なぜここまで多くの原発が造られたのか。安全性をめぐる議論は尽くされたのか。

 国民は素朴な疑問を抱いていたにもかかわらず、国会はそれを軽んじ、官僚と電力会社主導で原発建設が進んだのではないか。深刻な事故後も脱原発に踏み込めないのは、政官財の利権構造を守るためだと疑われても仕方がない。

 増税もそうだ。少子高齢化社会の到来に伴い増大する社会保障費を賄うためには、いずれ消費税を含む増税が不可欠だとしても、その前にやるべき行政の無駄や天下りの根絶は不十分だ。

 難しい課題にこそ与野党が一致して取り組んでほしいと国民が望んでいるのに、霞が関への遠慮からか、遅々として進まない。

 二〇〇九年の衆院選で民主党への政権交代が実現したのは、官僚主導から政治主導への転換に対する期待感からではなかったか。

 その民主党政権が二年間の試行錯誤の末、行き着いたのが結局、官僚との共存路線だった。野田佳彦首相に問いたい。菅前内閣のように官僚を排除する必要はないが、それは国民が民主党に望んだことだったのか、と。

 政治不信といわれて久しいが、むしろ私たちは政治を「過信」していたのではあるまいか。

 選挙は主権者たる国民が主権を行使する唯一の機会だが、選挙後は「どうせ政治は変わらない」と諦めて、声を発しようとしない。そもそも投票する人が減り、あらゆる選挙の投票率は低下傾向にある。そんな「お任せ民主主義」で政治がよくなるわけがない。

 仏革命に影響を与えた十八世紀の哲学者ルソーは社会契約論で「彼ら(イギリスの人民)が自由なのは、議員を選挙する間だけのことで、議員が選ばれるやいなや、イギリス人民はドレイとなり、無に帰してしまう」(岩波文庫版)と英議会制度の欠点を指摘し、直接民主制を主張した。

◆代議制を鍛え直す

 ルソーは代議制の陥穽(かんせい)=落とし穴を言い当てているが、二十一世紀の私たちは選挙後に待ち受ける代議制の落とし穴にはまらず、奴隷となることを拒否したい。

 政策決定を政治家や官僚任せにしないためにも、私たちには「民の声」を発し続ける義務があり、負託を受けた議員は最大限くみ取る。そうした当たり前の作業が代議制を鍛え直す第一歩になる。




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  1. 2011/10/12(水) |
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  5. 脱原発

変化するもの・・・

IMG_2931_convert_20111009145729.jpg
変化するものとしないもの・・・


10月6日の朝日新聞朝刊にサッカーの岡田前代表監督と
先日退職された元官僚の古賀さんの対談記事が載っていた。
その中の古賀さんのことばで、わたしの今の心に響いた箇所を
抜粋転載したいと思います。


今、ものすごく難しい時期 アイデア出せば本当はおもしろい(古賀)
<以下抜粋転載>

古賀:お金がないから増税すると言っている。日本は人口が減っていく。
    でも借金がこんなにあって、それを返すにはもっと成長しないといけない。

岡田:成長はし続けられないでしょう。

古賀:今の延長線上の成長だと、いろんなものが比例的に拡大していかないといけない。
    資源とか、エネルギーとか。環境破壊も拡大していく絵を描かないといけない。
    原発なんて「こんな恐ろしいものはやめたい」とほとんどの人が思ったはず。
    考え方を変えて、電力を減らしても生活できるような世界はないのか。
    そう言うと、すぐに産業界は「それでは液晶はつくれない」「半導体はだめになる」というけど。
    そういう産業がなくてもやっている国はいっぱいある。電力や資源をたくさん使う物作りではなく、
    知恵を絞って付加価値を高める物作りとか。
    目に見えるものに集中してきた生き方を変えてみることが必要だ。


古賀:GDPはお金に換算しての話。お金に換算できないものを落っことしたまま、
    全体の幸福を測っている。家でご飯を作っていたのが、外食するとお金になって
    GDPは上がるけど、どっちが豊かなのか。

(抜粋転載おわり)


この古賀さんのことばは、先日観た岩井監督の「friends after 3.11」の城南信用金庫の
吉原理事長のことばと重なる。
震災以降お金と幸せの関係について考えることが多くなったな。

それと「生き方を変える」ということ。
何かを変えるということ・・・。
社会学の宮台さんが「自明性」という何だかわけのわからないことばを多用して、
よく言っている「悪しき習慣」を変えるということ。
ダーウィンも言ってる。
「唯一生き残るのは変化する者である」

わたしもしなやかに強く変化するものでありたい。

1316876316283670.jpg
「ほぼ日手帳」から画像頂戴しました。





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  1. 2011/10/10(月) |
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  5. 脱原発

朝日 原発住民投票へ始動

昨日は、大阪市住民投票の説明会へ行ってきました。
会場には80人もの人たちが集い、立ち見がでるぐらい盛況でした。
その中には西成の釜ヶ崎のおっちゃん達の姿もありました。
ご本人やお仲間が福島の事故現場で働いているのだなーと思うと
複雑な気持ちになりました。
おっちゃんは、今井さんの本も買って下さいました。
この人たちのためにも一刻でも早く原発をなくし、この人たちが苦しむことのないような
社会のしくみに変えていかないといけないと強く思いました。




原発住民投票へ始動
大阪で署名集め説明会
10月9日 朝日新聞

 原発稼働の是非を問う住民投票を東京都や大阪市で実現させようと、大阪市で8日、市民団体が条例制定の直接請求に向けた初の説明会を開いた。12月に予定する署名集めに向け、収集する「受任者」を募っていくことを確認した。
 福島第一原発事故を受け、原発の今後に住民の声を反映させようという運動。大阪では「みんなで決めよう『原発』国民投票・関西」が活動している。東京では俳優の山本太郎さんやカタログハウス相談役の斎藤駿さんらが代表者につく予定で、静岡県でも運動が進んでいるという。
 大阪市は、福井県に原発11基を持つ関西電力の筆頭株主。説明会には市民ら約80人が出席し、請求代表人となるジャーナリスト今井一さんが「原発問題は非常に重要で、政治や選挙でなく住民の投票で決めるべきだ。大阪市民は原発による電力の消費者としての責任がある」と趣旨を説明した。
直接請求には有権者数の50分の1以上の署名が必要。署名期間は、市町村の場合1カ月以内となる。住民投票の条例案を出せても議会の議決が必要。今井さんらは、11月末に予定される大阪市長選の後となる12月1日から署名集めを始める。 (大谷聡)




原発市民投票inOSAKA 20111008



原発国民投票を実現させたい!
主権者が原発の将来をどうするのかについて、直接の決定権を握るための国民投票を実現させる。

今回は今井一先生による
大阪市の市民投票について、成功させる方法についての説明です。

原発をどうするのか、
このきわめて重大な案件は行政府や、立法府が勝手に決めることではなく、主権者である私たち一人ひとりの国民が決定権を握るべきではないでしょうか。そのために、原発国民投票を実現する。これは夢物語ではありません。






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  1. 2011/10/09(日) |
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  5. 脱原発

最近のイタリアでの国民投票

IMG_2959_convert_20111005150503.jpg
「小さくても日本の新しい一歩になったらいいね!」

最近の・・・と言っても6月の話ですが・・・
近ごろ何度もご登場いただいてる私の愛読ブログ「フィレンツェ田舎生活便り2」
このブログでイタリアでの国民投票についての記事が載っていた。
ちょっと前にこちらでもリンク貼ってご紹介したけど、今日はその日の
記事を全文転載しました。
原発みたいな大きな投票もあれば、水道事業のようなインフラに関するような
ものまであって、なんとも羨ましいです。
もし今、日本でここに書かれている案件について問われたら、みんな一体
どうするのかなー?
「どーちーらーにしようかなー♪テレビ様の言うとおり♪」になってしまうのかなー?
あかん、あかん・・・。
さあ、住民投票、国民投票に向かって今から脳トレしよう!



(以下転載)

Quattro Si' !

来週の6月12日、13日はイタリアで、Referendumという国民投票が行われます。
レフェレンドゥムとは、現行の法律について、国民の意見を伝えたり、ある法律を無効にするために行われます。
まずは、レフェレンドゥムにかけられる法律についての署名を集め、その署名の数が一定数を超えた場合、国民投票が決められるのです。
まだ日本のパスポートを持っている私は、残念ながら、今回のレフェレンドゥムには票を投じることが出来ませんが、今までの署名運動では、署名をしてレフェレンドゥム実現に1票を小さな投じました。
来週の投票では、「~の法律を無効にしたいですか?」という4つの問いに対して、Si'、またはNoで意思表示をします。Si’が51%を超えた場合には、その法律が無効となります。

今回はとても大事なレフェレンドゥム。

1、2 水の私有化について。
Si' = 「水道事業サービスを民間の企業に委託することが出来る」という法律を無効にすることに対するSi' .
水は公共のものであるべきで、民間の企業が水によって利益を得るべきではない

3、原子力発電について
Si' = 「イタリア国内に原子力発電所を建設することが出来る」という法律を無効にすることに対するSi'。
1987年に既に国民投票で、原子力発電の建設をしないということに決まったのにかかわらず、2008年にベルルスコーニ政権が2013年以内にイタリア国内での原子力発電所の建設を発表します。
今回は、もう一度、原子力発電に強くノーと言うためのレフェレンドゥム。

4、首相や閣僚の非出頭権について
Si'=「首相、及び閣僚は任期中、被告、参考人として法廷に召喚された場合、出頭をしなくても良い権利がある」という法律を無効にすることに対するに対するSi'。
法律は皆に対して同じである。

どれも大切な話題の国民投票。

特に、原子力発電については大きな関心が寄せられています。今現在、イタリアには、原発は1基もありません。勿論、原発を持っている国に囲まれているので、安全度では他の国と全く変わりがないけれど、地震国であり、ゴミの処理でさえきちんとできないことを考えると、個人的には作らない方が良いと思うんです。
現在、イタリアでは光熱費がとても高いため(海外から足りない電力を買っているから)、かなり「省エネ」な国なんです。町は暗いし(笑)、ローマの地下鉄も薄暗くて、家電製品もそれ程売れず、マンマたちはパチパチと無駄な電気を消します。大きな産業が沢山あるわけでもないし。

今の消費レベルであれば、十分、風力、太陽エネルギーにシフトできるのでは?と思います。

まあ、あくまでも私の個人的な意見ですが・・・
今回は、イタリア国民にその判断を委ねましょう。イタリア人、来週は海に行っちゃ駄目だよ~。

→フィレンツェ田舎生活便り2


さて、一方わが国日本・・・。
静岡の住民投票って下の記事のことなんかなー?
静岡でやるんだから、浜岡の件には違いないだろうな。
今回の東京・大阪・静岡の住民投票が、イタリアみたいな国民投票までこぎつける
ことができるよう、年末はクリスマスや忘年会よりも騒いでお祭りムードにしちゃいましょう!
まずは10月8日の大阪での原発住民投票の説明会へGO!→説明会案内




浜岡原発再稼働の場合、住民投票も 牧之原市長が考え示す
2011年9月29日 中日新聞

 牧之原市の西原茂樹市長は28日の定例会見で、永久停止を求めている浜岡原発(御前崎市)が再稼働する場合、住民投票で賛否を問う考えを示した。

 26日の市議会決議を受けた永久停止表明について、西原市長は、市民意識調査や企業への聞き取り調査から「原発に地域の未来を託せないと判断した」と強調。「仮に再稼働となれば、10月1日に施行される自治基本条例の住民投票で市民の意見を聞きたい」と語った。

 市民意識調査は6~7月、20歳以上の市民1300人を対象に実施し回答した約6割が停止または廃炉を求めた。西原市長は代替エネルギーにも触れ「液化天然ガス(LNG)や石炭による火力発電がよく、特に電気効率約80%のマイクロガスタービンが小型でいいのではないか」と話した。

 市によると、21日の議会全員協議会で永久停止提案が決まって以降、市役所への電話やメールが計113件寄せられ、ほとんどが賛同や称賛する意見だった。批判は3件あり「電力不足で産業が衰退する」「交付金を辞退するべきだ」との内容だったという。
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20110929/CK2011092902000154.html




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  1. 2011/10/05(水) |
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  5. 脱原発

大阪市「原発」住民投票 説明会!

大阪市「原発」住民投票 説明会 → ★

電気の最大消費地・関電の筆頭株主の「大阪市」から声を出そう!
大阪市民の方ができること、大阪市外の方ができること、
住民投票の仕組み説明します。

*この住民投票についての朝日新聞、東京新聞の記事は→コチラ


日時:10月8日(土)18:00~(受付:17:45~)
場所:大阪市立 西区民センター(大阪市西区北堀江4-2-7)
【地下鉄 千日前線・長堀鶴見緑地線 西長堀駅3番出口すぐ】

参加費:不要(カンパお願いします)
要申込:gvotekansai@gmail.com 090-5040-1118 難波


10月8日に参加できない方は・・・

日時:10月30日(日)13:00~
場所:大阪市立 住まい情報センター
(地下鉄 谷町・線堺筋線 天神橋六丁目駅3番出口上)
問い合わせ:gvotekansai@gmail.com 06-4390-5930


大阪市民でない方もサポーターとして通行人への呼びかけ、チラシ撒き、
署名収集などをお手伝いしていただくこともできます。
デモや署名以外で何かをやってみたい方、是非説明会にお越し下さい!

→みんなで決めよう「原発」国民投票
  1. 2011/10/03(月) |
  2. 国民・住民投票
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  5. 脱原発

日本で「国民投票」はできるのか? 原発国民投票

前記事の補足を動画でお楽しみください。

イタリアなどの諸外国のように、日本でも国民投票はできるのか?
から始まり21:00頃から、住民投票について今井一氏が語って
おられます。
その中で彼は、今度フクシマのような事故が福井県でおきた場合、
その事故の責任は原発立地の福井県ではなく、関西電力の最大ユーザーである
大阪市民(企業も含む)にあることを住民投票を通して明確にさせたい、と
話しています。
国民投票については、他国の案件などについても触れられており、
30分弱の動画ですが、国民投票や住民投票についての見識を広められると思います。
是非ご覧ください。


BS11の“報道原人”より。
政治が迷走する中、政治家に代わって国の大きな問題を国民が直接選択する方法として国民投票が注目される。
イタリアで原発再開の是非を問う国民投票が実施されたのは記憶に新しいが、果たして日本で国民投票は可能なのか? 
欧州の国民投票や日本の住民投票などを取材してきたジャーナリストの今井一氏に、国民投票とは何かを聞く。


20111001 日本で「国民投票」はできるのか... 投稿者 PMG5





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  1. 2011/10/02(日) |
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  5. 脱原発

朝日「原発是非 住民投票の動き」

昨日の朝日新聞のお楽しみ記事は、朝刊でなく夕刊でした。
それと本日2日の東京新聞の朝刊にも同じような内容の記事。

原発は電気だけの問題ではなく、社会のしくみにも大きく関わっている
ことが今回の福島の事故で明らかになりました。
住民投票、国民投票は日本国民ひとりひとりがそれらを考えるきっかけに
なることだろうと思います。

<東京新聞のこの記事に対して、飯田哲也さんのツイート>
飯田哲也 tetsu iida@ISEP 国民投票への最初の一歩 @WarszawaExpress 本日の東京新聞(社会面)でも紹介⇒原発稼働の決定権は首相や首長にではなく主権者に。電力の大量消費地、東京・大阪で東電・関電の原発の賛否を問う住民投票の実施を求める直接請求 http://bit.ly/qcSyDL




原発是非 住民投票の動き
10月1日 朝日新聞夕刊 関西版 1面(デジタル版)


東京電力福島第一原発の事故を受け、東電と関西電力の大株主である東京都と大阪市で、原発への賛否を問う住民投票条例制定の直接請求を目指す動きが始まった。大株主の自治体を通じて、市民の視点に立つ原発政策を電力会社に迫る異例の試みだ。

 市民グループ「みんなで決めよう『原発』国民投票」が12月から直接請求に必要な署名集めを始め、年末にも提出することを目指す。東京都への直接請求の代表者には、俳優の山本太郎さんやカタログハウス相談役の斎藤駿さんらが名を連ねる予定。

 直接請求には、東京都で約21万4200人、大阪市で約4万2600人以上の署名が必要。都道府県の東京都では2カ月以内、市町村の大阪市では1カ月以内に署名を集めなければならない。市民グループは生活協同組合の組合員らに協力を求める方針で、署名数を確保できるとみている。署名を集める人を募集するはがきを街頭で配る。

 必要な署名を集めて条例案を提出しても、制定には議会の可決が必要だ。総務省によると、2007~08年度に条例の制定・改廃を求める直接請求は全国で46件あったが、議会で可決されたのは7件。電力の消費地である大都市で原発を巡る住民投票が実施されれば初のケースとなるが、実現のハードルは高い。

できるだけ多くの署名を集め、首長や議会、電力会社の判断に影響を与えることができるかも焦点だ。原発を巡る住民投票は、96年に新潟県巻町(現新潟市)で行われた例がある。
 グループの今井一事務局長は「原発は立地自治体の問題だけでなく、電力消費地の問題でもある。双方の立場から是非を判断するきっかけにしたい」と話す。原発を巡る国民投票につなげたい考えだ。
 中部電力浜岡原発のある静岡県でも条例制定を求める直接請求を目指す。(高橋純子)


 〈直接請求〉 地方自治法は住民が首長に直接、条例の制定・改廃などを求める権利を定める。条例制定・改廃は有権者の50分の1以上の署名を集めて請求。首長は20日以内に議会を招集し、条例案を提出しなくてはならない。

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原発都で住民投票を 市民団体 12月から署名活動
10月2日 東京新聞 朝刊


 東京都と大阪市、静岡県で十二月、原発稼働の是非を問う住民投票実施に向けた署名活動が始まる。原発をめぐる住民投票は、地方の立地自治体しか実施例がない。東京電力福島第一原発事故を受け、原発に対する国民の問題意識が高まる中、初めて都市部で意思を問おうとする動きで、注目を浴びそうだ。

 活動を進めるのは、市民グループ「みんなで決めよう『原発』国民投票」。原発をめぐる国民投票実現に向け、まずは、電力会社の大株主である都と大阪市を中心に、地方自治法の直接請求制度を使い、住民投票実施を定める条例制定を目指すことにした。

 今後、都県市ごとに請求代表者をグループメンバーから選び、十二月に活動を開始。有権者数の五十分の一以上の署名が集まれば、知事や市長は条例案を議会に提出しなければならない。可決されれば投票が実現する。都では、代表者に俳優の山本太郎さんらが就く予定で、必要署名数は約二十一万人分。

 住民投票は、都が東京電力、静岡県が中部電力、大阪市が関西電力の各管内の原発について、稼働を認めるか否かを問う内容。結果に拘束力はないが、実際には、各都県市の首長の判断に大きな影響を与えることになる。

 グループ事務局長で住民投票に詳しいジャーナリストの今井一さん(57)は「電力を消費する大都市の住民こそが、原発のあり方を決める権利と責任を持っている。活動を通じ、そのことを多くの人に知ってほしい」と話している。問い合わせは同グループ事務所=電03(3200)9115=へ。




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  1. 2011/10/02(日) |
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  5. 脱原発

うねる直接民主主義 原発のあり方、私たちで決めたい

とうとう夏休み最終日となりました。
そして今朝の朝日新聞を見てビックリ。
9月19日に行われた「さよなら原発集会」についての記事が
1週間経った今日になって、写真付きで大きく取り上げられていました。
20日の同新聞を見返すと、写真のない小さな記事掲載だったのに、
朝日新聞離れを苦にしたのか、苦情が多かったのかわからないけど、
今頃になって書くなんて情報を伝える媒体としては遅すぎ。
しっかりやることやってほしいわ。
でもその記事で原発国民投票についても書かれていたので、転載することに
しました。(最近朝日新聞やめた人多いみたいだから。)

*この記事で書かれている8月27日に行われたシンポジウムについては、
 わたしの過去記事(コチラ)をご覧ください。



うねる直接民主主義 原発のあり方、私たちで決めたい
2011年9月25日 朝日新聞


政権交代しても、首相の首をすげ替えても深まる政治の閉塞(へいそく)感。有権者の政治への冷笑的な態度がそれに拍車をかけてきた。だが、東京電力福島第一原発の事故を受けていま、もう政治家には任せておけない、自分たちに決めさせてほしいという「直接民主主義」の動きが広がりつつある。

■反対集会に「6万人」

 地べたで仕出し弁当を広げる老婦人たちの間をすり抜け、つないだ手を離さない若いカップルの間を割り込んで前へ前へと歩を進めたが、ステージはなお遠く、スピーチを始めたノーベル賞作家・大江健三郎さんは2センチ大にしか見えない。

 「私らは(原発に)抵抗する意志を持っているということを、想像力をもたない政党の幹部や、経団連の実力者たちに思い知らせる必要がある。そのために何ができるか。私らにはこの民主主義の集会、市民のデモしかない」

 3連休の最終日だった19日の昼下がり、東京・明治公園で開かれた「さようなら原発」集会。日本の反原発運動では1986年のチェルノブイリ事故から2年後の集会に参加した2万人が「空前絶後」とされてきたが、この日は主催者発表で6万人、警視庁調べで約3万人が集まった。

 旧来の集会の「熱気」とはやや違う。脱原発を訴えて事務所を辞めることになった俳優の山本太郎さんは「たくさんの署名は倉庫にぶち込まれるだけだ。デモをしてもちょっと目障りと思われるだけだ。一番必要なのは市民の力。選挙区の代議士の事務所に行ってプレッシャーをかけよう」。

 東電や為政者への憤怒はある。ただ、参加者は原発事故を主義主張というよりも自分たちの生活の問題として考えようとしていた。

 その後のデモでは労組の「原発を即時廃止しろ!」というシュプレヒコールの間に「おいしい野菜が食べたいな、おいしい牛乳飲みたいな」との声が聞こえてくる。外国製のベビーカーをただゆっくりと押して歩く若い男女。隊列から離れてコンビニに立ち寄り、しばらくして戻る男性グループ。通りがかりの真っ白な高級車の窓が開き、隊列に手が振られた。

 どうせ社会は変わらないという諦めや「悪いのはアイツだ」という責任追及にとどまらず、「私はこういう社会に生きたい」という主語のはっきりした言葉が路上にあふれていた。

■国民投票、議員も賛同

 大規模集会やデモが間接民主主義に対する漢方薬だとすると、国民投票は外科手術に近いかもしれない。

 市民グループ「みんなで決めよう『原発』国民投票」が先月27日に主催したシンポジウム。「今の代議制民主主義では原発問題は争点にならない」と杉田敦・法政大教授。飯田哲也・環境エネルギー政策研究所所長は「現代社会は極めて複雑。従来型の代議制民主主義で何か決められるというのはフィクションだ」と説く。宮台真司・首都大学東京教授は「人に任せて文句を言う、日本の政治文化を国民投票で変えたい」。

 興味深いのは、国会議員からも賛同の動きが出始めたことだ。みんなの党は先月、原発国民投票法案を提出。民主党の議員有志は議員連盟を結成した。代表格の桜井充政調会長代理は「もともと民主主義の基本は『直接』だ」。選挙で約束していない重大な問題が起きた時、本当に国会で決めてしまって良いのかという思いがあるという。

 市民グループは先月、各党首あてに原発国民投票の賛否を問う質問状を送った。公明党は「検討することは有用」、共産党は「慎重な検討が必要」。自民党は「国権の最高機関たる国会の軽視につながるとの懸念がある」と回答した。

 野田佳彦首相は所信表明演説で「一人ひとりの国民の声に、心の叫びに真摯(しんし)に耳を澄まします」と訴えたが、民主党は質問状に回答しなかった。(高橋純子)




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