
「10万年後のイヌ属のためにも謙虚になってください。」
先日ご紹介した映画「100,000万年後の安全」観に行ってきました。
(ご紹介記事はコチラ)映画の内容もそうだけど、久しぶりの街中の人の多さに疲れた・・・。
映画は、「FOR FUTURE」という字幕とともに、未来のヒトに語り
かけるような構成でした。
そこに建設中のフィンランドの最終処分所の映像と、その事業に携わる人たち
へのインタビューが織り交ぜられていました。
一言で言うと、重くそして人類のあり方を考えさせられる作品でした。
2020年に自国の放射性廃棄物を運び始め、その処分場を塞ぎ終えるのが
確か2100年・・・。
わたしはその時でさえ生きていない。
ましてやそれから10万年後なんて全く想像できない・・・。
ちなみに今から10万年前はネアンデルタール人の時代だったそうです。
映画の後半は、この危険で膨大な物質を、未来のヒト(ヒトが存在する
のかさえ未知)にどう伝えるのかという論議で終始していました。
「危険」を」伝える手法は?
ことば?絵?伝えないほうがいいのか?
???だらけの中ですすめられている最終処分場の建設・・・。
手段がないにしろ、わたし達そんな傲慢なことしていいの?
人類、特にわたし達の時代に生きているヒトは、地球上にほんとに
どうしようもない物をつくり、拡げ、残し、全ての生物にこれからも
迷惑をかけてしまうんだな、とつくづく思い知らされた。
また「ゴミ」をこれ以上けっして増やしてはいけない・・・。
映画を観終わって外へ出るとたくさんの人たち。
わたしの頭の中とはまるで違う世界。
わたしには、今見えてる世界の方が幻のように見えて仕方なかった。
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- 2011/06/09(木) |
- 原発
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脱原発