太陽を手中にした男3・11の衝撃、人生って何か考え込まされた2011年7月30日 朝日新聞 オピニオン
<前略>
若宮 太陽光をはじめ自然エネルギーはコストも高いのですが。
孫 エネルギー政策は国策として50年単位くらいで考えないと。
化石燃料は今後、高騰していく。一方、例えば太陽光はハイテク技術だからコストダウンする。おそらく10年くらいで発電コストが逆転し、残り40年は自然エネルギーの方が安い時代が来る。電力の資源の9割を国外に頼る現状では自給率も上げねばならず、答えは一つだけ。そのときに
先駆者として世界への輸出国になるのかどうかが大きな分かれ道です。原発が安いというのも、実は事故の補償コストを入れる前の話です。
<中略>
若宮 いま日本製パネルは高いけど、大量発注すれば大きくコストダウンできて産業も興せる。東北再生にもつなげられませんか。
孫 その通り。全体のコストでパネルなどの部材が6割で、その7、8割が国産になるでしょう。
土木部分を含めた人件費が4割で、ほとんど日本人が働く。すると全体の9割近くは日本人が雇用され、日本の技術が使われる。コストはほとんど日本人の雇用という形で払われる<中略>
若宮 デンマークは70年代の石油危機から風力発電に力を入れてエネルギーの自給を果たし、風力発電の製造輸出で経済を興しました。日本は石油危機で原発に拍車をかけましたが、今回の危機は日本も五十年、百年の計を考えるチャンスですね。
孫 この百年くらい人間の歴史はエネルギーを求めて国家が戦争してきた。次の百年もエネルギーを求める戦争がないとも限らないほど、国家にとって重要な原動力です。その中で化石燃料の資源が徐々に枯渇していく。原子力にも大きな問題がある。すると、自然エネルギーを活用した新エネルギーに切り替わっていく。
風力とソーラーはこの20~30年、世界で毎年20~30%ほど伸び続け、ますます加速するでしょう。そんな見通しのきく産業は、ほかにあまりない。日本が何に成長の活路を求めるか。なぜ、国を挙げてそこに真っ先に参入しないのでしょう。国を挙げて原発1基をベトナムに売っていくら売り上げが立つんですか。何社がそれでもうかるんですか。 若宮 だから、孫さんは経団連から嫌がられるんでしょうね。
孫 経団連は、原発を輸出しないと国の経済が成り立たないみたいな話をするけれど、
もっと大きなそろばんをはじかないと。日本国民の将来の食の安全とか、土地の安全とか、空気の安全とか、将来もっと大きな産業になる芽を摘んでしまわないように。
孫さんのソロバンはきっと正しい。
そして大きい。
なぜなら今までの彼の業績がそれを物語り、原発が社会に対して
いかにダメージを与えているかを考えているから。
それとは逆に原発を擁護する人たちのソレは小さい。
なぜなら彼らは自分達の利益しか考えていないから。
このインタビューでスマートグリッドの話は出てこなかったけど、
孫さんのもうひとつのソロバンにはきっとその勘定もパチパチと
はじかれているんだろうな。
孫さんのこのことばを信じると、原発がなくなっても経済は停滞する
ことなく、逆に新しい産業や雇用を生む。
経産省や経団連に、わたしは騙されないよーだ!
先日の講演会
(→コチラ)の質疑応答で、メガソーラーの開発によって
農村が荒廃することを危惧し、飯田哲也さんに質問していた人がいた。
わたしも休耕田とはいえそれを使うことはいかがなものかと
思っているうちのひとりだった。
それに対して飯田さんは、
「メガソーラーがその土地に合っているかどうか、それはその土地
を一番よくわかっている地域の人が決めること。先入観をもって
相手を決めつけるのではなく、自分達で無理のないプロジェクトを
つくる。お互いが歩み寄りプラスのプロセスをつくっていかないと
現実のものになっていかない。公論を積み重ね現実のものにしていく
ことが大事。」と答えられた。
ここでわたしが感じたこと。
この質問された方や、わたしを含む日本人の多くは、今まで国や自治体が
決めたことを一方的に押し付けられ、それをただただ受け入れているだけだった。
疑問や不安を抱いても、それを議論したり検証したりする場もないままに
現在に至り、そしてそれが今の日本の姿をつくってきた。
わたし達日本人は、知らぬ間にそんな習慣を身につけてしまったんだろう。
そしてこれが今回の原発事故の原因のひとつになったのかもしれない。
あの講演会でグリーンアクションのアイリーンさんが何度も
「ディベートしましょう。」と繰り返していた。
きっとそういうことなんだろうな。
結局天に向かって唾を吐いていたのは自分自身だったのかもしれない。
そろそろ日本人も変わらないといけない時がきたのだと思う。
自分が見ている世界を変えたければ、まずは自分が変わること・・・。
なんかソロバンから脱線した内容になってしまいました。
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- 2011/07/30(土) |
- 自然エネルギー
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脱原発

「感動したよー」
今日は対照的な2つの動画をご紹介します。
どこが対照的かというと、その表現が対照的。
静と動です。
どちらも強く心を揺さぶられました。
先にご紹介する児玉先生は、昨晩見て目も耳も釘付けになり、
先生とともに怒りそして涙がこみ上げてきました。
今朝起きていつもの幾つかのサイトをチェックすると、
みなさん同じように書いていて、心からの訴えは人の心を
動かすものなんだと再認識しました。
テレビ放映してほしかったなー。
(アホみたいな番組は山ほどあるのに・・・。)
福島の人が見ていたらどれだけ勇気づけられたことか。
そして最後に先生がご提案されたことを国は早急に実行してください。
ぜひぜひご覧になってください。
それに引き換え心ない発言をされてる先生方、本気でそう思ってるの???
本気で思ってるなら脳が腐ってる(イカレテル)から仕方ないけど、
地位やお金や名誉なんて、死んであの世に持っていけないよ。
2011年7月27日 (水) 衆議院厚生労働委員会
厚生労働関係の基本施策に関する件(放射線の健康への影響)
児玉龍彦(参考人 東京大学先端科学技術研究センター教授 東京大学アイソトープ総合センター長)
そして今やわたしのライブラリーにもなっているこの方のブログには、
書き起こしと、ことばの解説もして下さっています。
→コチラ国会審議テレビ中継録画児玉先生以外にも沢田昭二先生、今中哲二先生も発言されています。
こちらも是非ご覧ください。
そして2つめの鎌仲監督。
静かだけど、しかし心にまっすぐに響くことば。
監督が最後に語った
「命を大事にしないこの日本人の社会が、3万人以上の自殺者を毎年
生み出してるんじゃないかな。この原発事故を引き起こした根っこには、
命に対する思いが浅いんじゃないかな。」
こちらも是非ご覧ください。
*鎌仲監督の映画に関する過去記事
→コチラ私たちに求められている覚悟:鎌仲監督トークin東本願寺
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- 2011/07/29(金) |
- 原発
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脱原発

「ゆるゆるなんは、オトンのパンツのゴムだけでええねん」
震災以後、日本人について考える日が多くなった。
ひとことで言うと、「主体性がなく人任せ」に尽きる気がする。
しかし裏を返せば「協調性があって従順」ということにもなる。
なんかこう、ええバランスってないもんやろか・・・。
この日本人の特徴は全ての面において表れているけど、
わたしが一番「これではあかんやろ」と思うのが、
自分自身(親なら子供も)の健康・身体についてである。
いくら保険があり医療費が安いからといって、
風邪をひけばすぐ病院、腰が痛いからと言って、はいレントゲン、
そして、処方された名前も副作用も知らない薬を疑うことなく服用する。
自分自身の身体なのに、なぜかこれも人任せ。
あかんやろ。
放射能のことだって何も知らないから怖くない。
それとも放射能の特効薬でもあるとでも思っているのか???
ウイルスのように排出してしまえば良くなるとでも思っているのか???
グチのような前置きが長くなりました。
やっと本題です。
日本における被曝限度量、これはドイツやECRRに比べると
めちゃくちゃ高いです。
だけどテレビや新聞しか見ない人はそんなことも知りません。
国がちゃんと伝えることが、被曝に対する最大の防御なのに。
教えてくれないなら、自ら学びましょう。
ドイツではドイツ放射線防護協会がチェルノブイリ事故を踏まえて、日本における
食物の摂取被曝量を計算してくれています。
見ると日本の基準
(→コチラ)がいかに高いかわかります。
→日本における放射線リスク最小化のための提言動画バージョン
ドイツが考えてくれた日本の子どもを守る摂取限界値(BGM_掛け歌)
ECRRでは・本委員会は、人類がつくり出した同位体の放出と天然の同位体のうち新しい形態での
放出による公衆の構成員に対する年間の最大許容線量はECRR モデルを使った計算で
0.1mSvよりも低く 維持されるべきであると勧告する。
→日本ではICRPモデルに従い今までは1mSv、事故後は
こどもにも20mSvを許容させている。
・本委員会は原子力労働者に対する被曝限度は、
年間2mSvにすべきであると勧告する。
原子力産業労働者は彼らと彼らの子孫に対する損害について完全に知っていなければなら
ない。
→日本では今までは20mSv、事故後はその値がどんどん上がり今は
250mSv。
これを500mSv!にするという案も浮上している。
*ICRP(国際放射線防護委員会)→外部被曝のみを考慮して試算。
内部被曝を放射線被害から事実上除外している。
*ECRR(欧州放射線リスク委員会)→内部被曝こそ被曝の継続性・局所性から最も危険だと提唱。
参考)
ECRR(欧州放射線リスク委員会)2010年勧告 15章 「隠された被爆」矢ケ崎克馬著
武田先生も
このように発言されていますよ。
コレも非常にわかりやすかったです。オススメ!
放射線の健康への影響 第1版一部改訂特定非営利活動法人 チェルノブイリ救援・中部これでどれだけ日本の基準が甘いか、おわかり頂けましたでしょうか?
放射能が怖くないお母さん!
子どもを守ってください。
でないと子ども手当て没収です。
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- 2011/07/28(木) |
- 放射能
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脱原発

「しっかり考えてやー」
経産省に不信感、不足電力を独自試算 菅内閣の戦略室2011年7月27日03時00分 朝日新聞
菅内閣の国家戦略室は26日、定期点検中の原発を再稼働せず国内の原発54基がすべて停止した場合、来夏のピーク時で最大約1656万キロワットが不足するとの試算を民主党政調の部門会議に示した。試算の前提とした需要は今夏以降の節電による抑制分を考慮しておらず、
不足分は試算より大幅に減る可能性もある。
菅直人首相は、原発政策を推進する経済産業省について「経産省は都合のいいデータしか公表していないのではないか」といった不満を周囲に表明。このため、首相の意を受けた国家戦略室は最近、経産省に対し、電力需給に関する重要情報をすべて開示するよう異例の文書による指示をした。海江田万里経産相は23日、記者団に「なぜ文書(による指示)になったのかよくわからない。これまでも全部資料を持って行ってやってきた」と不快感を示した。
一方で戦略室は、各電力会社のデータを基に、
政府として初めて来年夏の電力需給見通しを試算した。それによると、ストレステスト(耐性評価)の実施で
来年5月に全原発が停止すると想定した場合、来夏の供給力を全国で1億6297万キロワットと試算。
需要は節電効果を考慮せず、電力各社の見通しを積み上げた1億7954万キロワットとした。この差し引きで、
不足分は需要全体の9.2%に当たる約1656万キロワットとした。関係者によると、予測した時期や、その後の天候の変化などで、こうした予測に若干の誤差が出る可能性があるという。
この試算をもとに、戦略室は経産省が示した電力不足に関する各種データが妥当かどうかを検証する。
例えば、沖縄を除く9電力会社の管内にある自家発電設備5373万キロワットのうち、売電可能な「埋蔵電力」を162万キロワットとする経産省の試算に対し、
戦略室は「夜に自家発電した電気を蓄電して昼間に使ったり、揚水発電をさらに活用したりする」ことなどで供給電力量を上積みできないか精査する。 原発停止で生じる電力不足を石油や液化天然ガス(LNG)を燃料とする火力で補う場合、約3兆円のコスト増となるという同省の試算についても、「3兆円超をかけて燃料輸入を行っても、活用できる火力発電の能力があるのか」と疑問を投げかけている。
◇
市民の立場から自然エネルギーの普及を訴える環境エネルギー政策研究所の飯田哲也所長の話
政府の試算のような電力不足が発生するとは考えられない。電力量のピークの時間は極めて限られており、瞬間的な需給ギャップだ。恣意(しい)的なデータではないか。原発の再稼働とも直接は結びつかない。
ピーク時の揚水発電を活用するなど解決策はある。また、最近ではコージェネレーション(発電で出る熱を冷暖房などに利用する仕組み)・ルネサンスといわれるほど、中小規模の発電設備の建設ラッシュが続いている。こうしたことも試算上、勘案するべきだ。(関根慎一、神谷毅)
ふーん、菅さん頑張って仕事してるな。
菅さん調べでも9.2%不足なら、節電でなんとかなりそう。
しかも飯田さんの考えに従うならまだまだ余力はありそう。
大体節電節電って騒いでるけど、夏のほんの一時だけやん。
それにしてもみんな、あの手この手つかって脅してくるなー。
昨日久しぶりに情報番組みたら、突っ込みどころ満載だったけど、
あんなもんで視聴者は騙されるんやろか・・・。
海水浴場の砂浜の放射能の数値を計って「はい、~マイクロシーベルトです。」
「次は海水を調べてみましょう。はい問題ないです。」
・・・いったいなんぼやったんやろ???
ロシアでは今夏、海水浴客は50~70%も減少してるらしいよ。
公衆衛生所の屋上に置いてある水おけの放射能の測定数値。
「4月はコレだけです。これはチェルノブイリより低いです。
そして5月はこれだけに減少しました。」
・・・3月はいったいなんぼやったんたろ???
チェルノブイリと日本は8000キロ離れてるで。
この番組は震災前にわたしが好んで見ていた番組。
関西独特のゆるーい感じが好きだった。
でも今見るとすごい違和感と嫌悪感。
番組が変わったのか?わたしが変わったのか?
きっとこの番組同様、これまでのわたしの頭は
かなりゆるんでたんでしょうね。
以前ある人のブログで
「国民の民度に応じた政府しか持ち得ない」と書いてあった。
今の国民をみてると・・・・・・さもありなん。
今までのわたしを反省します。
きっとこれから5年先には福島では、たくさんの子ども達が
様々な病気を患い、次々と命をおとしていくことだろう。
そんなときでもこの国ではまだ原発が動いているのだろうか。
ヒロシマ、ナガサキのように多くの事実(被曝)を隠し、
「電力不足は経済を停滞させる」ってまだ吹聴してるんだろうか。
そのとき日本の民はどう考えるんだろうか。
結局、民度を上げないと政治は育たない。
思考しよう!
日本人!
わたしがいつもお世話になってるこの人も、
同じような内容の記事を書いていてちょっとビックリ。
こっちの方が士気が高まるかも。
ちょっと見てみて!
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- 2011/07/27(水) |
- 原発
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脱原発

「ヒトって過去を学ばへん生き物やね」
最近、本を読んだりネットでいろんな情報集めたりと
インプット作業が多くてアウトプットできてない。
1日がもうちょっと長くて、眠くならなければいいのにな・・・。
近ごろの関心はもっぱら内部被曝について。
インプット作業がひと段落したら放出できると思います。
で、今日はさっき見つけたラジオ「たねまきジャーナル」をネタに。
小出先生以外にもいろんな人にインタビューしてるみたい。
すごい番組です。
ラジオの出演者は、25年前のチェルノブイリ原発事故当時、
なんと1200キロ離れた西ベルリンで放射能の食品汚染を体験した
ジャーナリストの山本知佳子さん。
(著書「ベルリンからの手紙:放射能は国境を超えて」)
チェルノブイリ事故で体験した食の汚染1/2(→一時違う録音源掲載してました。差し替えました。)
(要約)
福島から1200キロといえば、西は九州全県、北は北海道までの広さ。
西ドイツもフクシマと同様、政府は当初「直ちに影響はない」と言っており、
対応が鈍かったので、市民が自ら積極的に情報を集めた。
食品の汚染は時期や季節によって変化した。
初めは、葉物、きのこ、ベリー、はちみつ、牛乳。
次に肉、淡水魚。
収穫の秋になると穀物類。
その後その干草を食べる動物の肉類、牛乳。
チェルノブイリ事故で体験した食の汚染2/2
(要約)
政府・自治体が食品の測定をしてくれないので、市民は早い時期から
お金を出し合って市民の測定所を設け、情報交換した。
国任せでは後手後手になるばかり。
そんな中で西ドイツの肉屋が自ら汚染値を測定して店内に貼り出した。
数値を公表することで店の信頼感を高め、逆に客は増えた。
事実をはっきりとさせる、はっきりとした情報を出すことが大事。
わたしが読んだ「食卓にあがった放射能」高木仁三郎著にも似た
記述があり、25年前におこったチェルノブイリ事故でソ連政府が
とった対応がそのまま今の日本政府にあてはまる。
福島では今この西ベルリンと同様、市民が放射能測定所を設け、
自衛している。
一方今日、食品安全委員会が、食品の暫定基準の見直しを受け
「悪影響が見いだされるのは、生涯の累積で100ミリシーベルト以上」
とする結論をまとめ、8月下旬にも厚生労働省へ答申する。
このなんだかわけのわからない基準値の結果を待っている間にも、
汚染と被曝が拡がるに違いない。
政府の指針を待つよりも先に、チェルノブイリの教訓を生かし、
自衛するに越したことはないと思います。
食品による内部被曝は距離に関係ないのです。
西日本のみなさま!
放射性物質は取り込んだが最後なかなか体の外には出て行ってくれず、
死んでも放射線を出し続ける恐ろしい物なのですよ!
どうぞお気をつけあれ!
あーまた読むべき本ができた。
山本知佳子さんの本、図書館で予約完了。
敵を知ることは最大の防御です。
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- 2011/07/26(火) |
- 放射能
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脱原発

一般人として来演してたのに、壇上に立たされた太郎氏
山本太郎、河野太郎、岡本太郎、葉加瀬太郎、食いだおれ太郎・・・昨日の午後は、京都の龍谷大学で行われた
講演「脱原発と再生可能エネルギー」に行ってきました。
行く道で偶然、あの山本太郎さんとバッタリお会いしたので、
「頑張りましょう」と声をかけさせてもらいました。
テレビと同様、おっとこまえでした。
握手でもしとけばよかったわ・・・。後悔・・・。講演者の顔ぶれは、
朴勝俊氏(関学総合政策学部准教授)
アイリーン・美緒子・スミス氏(NGO
グリーンアクション代表)
飯田哲也氏(
環境エネルギー政策研究所所長)
脱原発と再生可能エネルギーin京都
*飯田さんのお話は録画されていません。残念!
大学の教室で行われたわりには、学生や若い人の姿は少なく、
ちょっと残念な感じでしたが、質疑応答では反論的な意見も飛び交う
など、学校の教室ならではの雰囲気でとてもいい講演だったと思います。
わたしはこのお3人の中では特にアイリーンさんが印象的でした。
(アイリーンさんの登場は01:13頃)
身振り手振りの講演で、彼女の市民活動家の心意気が伝わり、
わたしみたいな小さなことしかできない者でも、
とっても勇気づけられるようなそんなお話でした。
その中で、彼女は以前飯田哲也さんが発言されたことばを紹介されました。
「3.11はなぜ起こったか?」に対して飯田さんはその時、
「ひとりひとりの小さな勇気が足りなかった」と答えられたそうです。
まったく同感です。
ただわたし的には、勇気ということばではちょっと生易しい。
わたしはそれを、認識とか意識とか知識とかそこまでのレベルに下げても
いいことばだと思いました。
わたしが考える3.11が起こった究極の理由・・・。
それは電力会社や政府、それに関わる原子力ムラが根本的な理由ではありません。
今まで原子力の電気を使ってきたのにも関わらず、そのことに無関心で
エネルギーの浪費をしてきた、わたしを含む多くの人たちにこそ原因があると思います。
多くのメディアをつかって「原子力は安全」ということばに洗脳されていたとしても、
その中でも真実を知っていた人たちはいたわけで、それを知る努力をしなかった者には
やはり大きな責任があると思います。
アイリーンさんはこうも話されてました。
「今国内の原発が54基ですんでいるのは、今までその建設を反対してきた人たち
がいたから。もし、そういう人たちがいなかったら今頃日本は80数基もの原発が
乱立していたと思う。その方たちに感謝すべき。」
ほんとに知らない、いや無関心だということは罪です。
もし和歌山に原発が建っていたら、関西は若狭と和歌山の原発にサンドウィッチ状態。
遅まきながら感謝します。
わたしのブログに訪れてくれる方は関西より西の方は本当に少ないです。
フクシマから離れるほど、今回の事故に対しての関心が低くなると、
山本太郎さんも言ってました。
もっと関心をもってほしい。
なぜなら今おこっていることがもし自分の身の周りで起きたら、
放射線量が高くても避難はできない、農作物の補償はされない、
子どもが被曝しても登校させられるなど同様の多くの苦難が
待ち受けているのだから。
今、福島の人たちが闘って得ようとしているものは、
生きるために最低の普通の権利だと思います。
ちょっとの想像力をはたらかせ、自分の身におきかえて今日本で
おきていることを考えてみてほしい。
・・・と気持ちのままにここまで書いて、このブログも
「ほんまに見てほしい人たちは、見てないよなー」と再びガックリ
しようと思ったけど、昨日わたしはアイリーンさんに勇気と知恵をもらった
ことを思い出した。
それはコレを見てくれてる何かしたい人たち全員にできること!
「人は誉められると伸びる」ということ。
「誉められることで次の行動に結びつく」ということ。
いい記事や番組をつくった人たちを誉めましょう。
記者も人間。
正しいこと、真実を伝えたい人はたくさんいます。
その人たちがいいものをつくったらそれを誉めて、もっといいものを
つくってもらいましょう。
そうしたら、テレビや新聞しか見ない人たちにも真実を伝えられる。
メディアの中にいる人たちの正義の心をくすぐりましょう。
山本太郎さんが先日出演した番組
(→コチラ)は、開始からぐんぐん視聴率が上がって
その数字は最後まで落ちることはなかったそうです。
やはり、みんなほんとのこと知りたいんだと思う。
「関西テレビのアンカー良かったよ!また福島の現実教えて!」
あとでもっと大袈裟に関テレにメールしとこ・・・。
→関西テレビご意見・お問い合わせ(FNNスーパーニュース アンカー)
講演の帰りは、友人Kがネットで見つけた寺町にあるおもろい店に行った。
→彌光庵(みこうあん)放射能に敏感になっているわたし達大阪の3人組は、
生物濃縮が少ないはずの精進料理風の店を選んだのだ。
ウナギの寝床の奥に位置する店は、女性のお坊さんがオーナーで
お店の基本理念は「いのちを大切にすること」。
常連さんや観光客のオージー達と楽しい時間を過ごせた。
お店のスピーカーからは繰り返し
「今年の流行語大賞は~♪ただちに影響はない~♪」
ほんまに変なええ店でした。
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- 2011/07/24(日) |
- 原発
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脱原発

「知ることって大事やね」
今日も動画です。
情報って自ら掴みにいけばいろいろと得られる。
でも目も耳も塞いでしまえば何もなかった事と同じにできる。
今までそうやってきたから、原発が54基もあることさえ知らなかった。
あの日からわたしの目と耳はフル回転してる。
後悔と反省の日々が続いてる・・・。
「対政府交渉 in 福島~「避難の権利」の確立を求めて」7月19日に福島市のコラッセふくしまで行われた対政府交渉です。
右から
原子力災害現地対策本部 住民支援班 新保真人
原子力安全委員会 連絡調整班 生駒豊
原子力災害現地対策本部 統括班 原 昭吾
原子力災害現地対策本部室長 佐藤暁
文科省放射線班 鎌倉 幸雄
放医研 山田裕司
3番目と4番目の動画の福島県民の人たちの苦しみの声を是非聞いてください。
最後の動画は、政府の人たちが悪魔にしか見えない。
ダイジェスト1.
ダイジェスト2.
ダイジェスト3.
ダイジェスト4.
ダイジェスト5.
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- 2011/07/22(金) |
- 原発
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脱原発

つながろう・・・。
今日は動画のご紹介。
俳優の山本太郎さんが福島の今を取材してきました。
おもに深刻さを増す放射能汚染についてまとめられています。
関西ローカルの番組(たぶん)なので、
山本さんは関西の人に向けて最後にこうメッセージを送っています。
「この問題は遠い福島だけの問題じゃない。食品や肥料、瓦礫などが
全国に散らばり汚染が拡がっている。日本には汚染されていない場所が
なくなっていく。」
「だからみんなが声を上げて繋がって行政に働きかけてほしい。」
「今世論が動かないと、何も変わらずに日本の未来は閉ざされてしまう。」
是非ご覧いただきたいと思います。
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- 2011/07/21(木) |
- 放射能
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脱原発

「ワタシ祝島と同じハートの柄入りやねんて。でもちょっとムリあるやろ。」
(ハートの割れ目のところ、指でゴニョゴニョ・・・。少しだけ・・・仕込んでます。)今日は映画のご紹介。
けっこう有名なのでもうご覧になった方も多いと思います。
「ミツバチの羽音と地球の回転」来月わたしの家の近くで自主上映されるので、
涼みがてら観に行ってこようと思います。
その上映会は
コチラです。
お近くの方、いかがでしょうか。
映画の舞台は山口県瀬戸内の祝島。
以前、わたしの過去記事
「電力の地産地消」でもちょこっとご紹介しました。
以下関連ブログです。
祝島島民の会blog祝島 自然エネルギー100%プロジェクトそして、この映画の監督釜仲ひとみさんのメッセージの一部を抜粋します。
「瀬戸内海祝島では、自給自足的な暮らしが営まれ、
漁師やおばちゃんたちがきれいな海を守りたいと28年間も原発建設に反対してきた。
一方、北欧のスウェーデンでは脱石油・脱原発を決め、着実にエネルギーを
自然エネルギーへとシフトし、持続可能な社会づくりが進んでいる。
どうしたら未来のエネルギーを自分たちの手で選択し、作り出せるのか。
私たちと全く同じ普通の人々の感性と思いが国を超えて交差し、
新しいビジョンを描き出す。
未来を待たずに、今、未来を作り出す現場がここにある。
自然と共振し、エネルギーを生み出すミツバチのような人々の羽音が聞こえてくる。」
おばちゃん達の長年の反対運動の努力が少し実を結び、
先月山口県知事が建設予定地の埋め立て免許の延長を、認めない方針を表明しました。
まだまだおばちゃん達の闘いは続きそうですが、
先日「上関原発計画の中止を求める全国署名」が100万筆を超えたそうです。
わたしも近所の方々や身内にお願いし、微力ながら協力させていただきました。
まだ行ったことはないのですが、写真を見るとほんとに素朴で穏やかないい島です。
もうこれ以上この国に原発はいりません。
そしてその代わりに誰もいじめない、何も壊さない、新しいエネルギーが
生まれることを心から願います・・・。
今日はスーパーへ塩を買いに行きました。
岡山県瀬戸内の塩、沖縄の塩などなどを横目に、
結局オーストラリア産の塩を買った。
はじめて買ったオーストラリア産・・・。
あー、もうこんな生活はゴメンです。
それもこれも今まで無関心だった罰なんでしょうね。
そして罪のない子どもや生き物全てに永遠にごめんなさい・・・。
今日は明るい前向きな内容だけにしようと思ったけど、
福島の子どもの被曝や汚染の拡散、モンスター化している電力会社の
ことを考えると、やはり暗くなる・・・。
もっともっともっとわたし達が強くならなければ!
映画の感想、また書きますね。
署名お願いします!(ネット署名もできます)
福島の子どもたちを守るための緊急署名をお願いします。
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- 2011/07/20(水) |
- 自然エネルギー
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脱原発

「学校に勉強しにきてん。」
被曝牛どんどん出回っていますね。
なんで牛だけ???
豚は?
鶏は?
飼料が違うから大丈夫なん???
まあ考え出したらキリがない・・・。
わたしはおとな、しかも中年だから多少は仕方ない。
でもやはり子どもは一番の被害者です。
わたしの住む大阪のおばちゃんは、放射能より強いのか?
はたまた放射能を解毒できる術をもっているのか?わからないけど、
小さな子どもをもってても、放射能についての知識を備えている人
は少ないように思える。
わたしも目下勉強中なので、えらそうには言えないけど、
小さな子どもをもつ関西のお母さんも勉強しましょう。
日本に原発があるかぎり、明日は我が身です。
そして自分の子どもだけでなく、被災地の子どもについても
想いを馳せましょう。
フクシマ事故後から4ヶ月が経ち、被災地やその周辺の子どもたちに
異変がおこっています。
まさにチェルノブイリでおきた事と同じような現象がおきているのです。
たとえば内部被曝により、抵抗力が落ちてアレルギーなどの疾患が悪化したり、
風邪をひいても治りにくく、肺炎をこじらせたり・・・。
以下の動画でご覧いただけます。
→「放射能で広がる異変〜子どもたちに何が起きているか」ついでに勉強会もご紹介します。
→7/30 福島のおかあさんのお話を聴こう!
また先日ご紹介した崎山比早子先生の記事
(コチラ)の中でも書いた
放射性物質セシウムが内部被曝によって人体に与える影響を、
まとめたものが翻訳されています。
セシウムの人体への影響ゴメリ医大の学長 バンダジェフスキー氏 チェルノブイリ原発事故によりべラルーシのゴメリ州は放射能汚染され、
ゴメリ医大の学長だったバンダジェフスキー氏は放射線被ばくの影響を研究しました。
従来の被ばくの研究は原爆、原発事故、原発作業などで放射線を受けた人の発ガン確率等が多く、
食物から体内に入った放射性物質による、人間の内部被ばくの研究はほとんどありませんでした。
人間に放射性物質を投与して身体の変化を調べる実験は行えないからです。
チェルノブイリ原発事故による健康被害は、半減期8日の放射性ヨウ素による甲状腺ガンのみで、
心理的影響が大きいという説が通用し、半減期30年のセシウム137の影響はほとんど発表されていません。
バンダジェフスキー氏は大学病院で死亡した患者を解剖し、
心臓、腎臓、肝臓などに蓄積したセシウム137の量と、臓器の細胞組織の変化との関係を調べました。
その結果、臨床研究と動物実験を併せて、
体内のセシウム137による被曝は低線量でも危険との結論に達し公表しました。
バンダジェフスキー氏の結論は、
低線量の放射線は健康にほとんど影響しない
という政府の方針に反するので、政府は入学試験の賄賂汚職の容疑で禁固8年の刑を与えました。国際アムネステイの働きかけもあって5年で出獄しましたが、復職はできず、性格が変り、
フランス滞在後にリトアニアに移り、ビリニュスの大学で働き、今はヴクライナのキエフに居ます。
彼の資料に、体内のセシウム137排出に「成分を調節した粘土やデキストリンを含む収着剤は
最も有望な腸内収着剤」と記載され(ただし動物実験)
人体にはペクトパル(ペクチン剤)が
有望と書かれています。
癌だけではありません彼が発表したセシウム137内部被曝の作用です
○心筋細胞のミトコンドリアを破壊→不整脈→心臓発作で突然死。
ペースメーカーの8歳児など。
○腎臓ネフロン壊死→腎不全。
○膵機能、肝機能低下(脂肪肝、肝炎、肝硬変があれば更に悪化)
○免疫不全→リウマチ性感染症、結核、肝炎、呼吸器疾患など。
造血機能低下→子供の赤血球、白血球、血小板減少。
○女性の生殖系→下垂体、卵巣、子宮系のホルモン状態変化→月経不調、炎症、子宮筋腫、不妊。
テストステロン生成増大で男のような性質。
○神経系→ノルエピネフリン、セロトニン減少。自律神経機能障害。交感神経緊張亢進。
子供は慢性胃腸病。視覚系→子供の白内障、硝子体破壊、屈折異常。
○体内にCs-137がずっとあると心臓、肝臓、腎臓の不調の原因に。最初にやられるのが心臓血管系。
血管系の病理学的変化が臓器を破壊→ゴメリ市の突然死の89%が腎臓の破壊を伴い、
突然死の99%が心筋不調。
○スカンジナビア諸国は60年代から食料品中の放射性セシウムの濃度を厳しく管理し、
心臓血管病が急減。一方旧ソ連は増大(悪性腫瘍も同様)
○セシウムは男の方が蓄積しやすく、男の寿命が低下。死因は腫瘍と心疾患。
出典
Chernobyl Children's Project International
人体に入った放射性セシウムの医学的生物学的影響
Yu.I.バンダジェフスキー
久保田護訳(茨木大学名誉教授/チェルノブイリの子供を救おう会 代表 )
→コチラ。資料請求先は一番下。関連ブログ
→甲状腺にセシウムが蓄積する→内臓に蓄積するセシウム
最後に唐突ですが、急いで覚えておきたいこと。

今日ご紹介した以上のサイトの放射能のカテゴリーの部分は、
とてもわかりやすい内容になっていると思います。
「5年後10年後 子どもたちが健やかに育つ会」まだ間に合います。
子どもに少しでも放射能を取り込ませないよう、
後悔しないよう、しっかり学んでいきましょう。
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- 2011/07/19(火) |
- 放射能
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脱原発

わたしがのんびり休んでいる間にも
いろいろと事は進んでいるようで
日本や世界の未来はどうなっていくんだろうと
暗い気持ちになってくる・・・。
「使用済み核燃料をモンゴルに貯蔵 日米との合意原案判明」「経産省資源エネルギー庁が不適切なツイッター・ブログ監視業務の入札募集」今日もスーパーで、豚肉買うのにウロウロ。
国産としか書いてないものが多く、結局アメリカ産を買った。
キムチも買った・・・。
白菜は国産って書いてあった。
スーパーで一人ブツブツ・・・。
「どうしようもないな・・・。」
海と川に行った。
たくさんの子ども達が泳いでいた。
わたしは泳がず、眺めるだけにした。
帰りに温泉に寄った。
川遊び帰りの家族連れもいた。
この温泉のお湯にも、いくらかの放射性物質が
浮いているんだろうなと思った。
放射能は一度環境に出てしまうと、なくなるまで途方もなく
年月がかかる・・・。
みんなあの日から日本が変わってしまったのを
知っているのだろうか?
こうやって情報を集めたい人だけが、ネットを通して
真実を求めにやってくる。
それ以外の人はどうしてる?
情報をコントロールされてまたテレビで
「原発がないと電力不足」「これぐらいの放射能なら害はない」
ってコトバを信じてしまう。
もっと頭を使おう。
もっと目を開こう。
もっといい耳をもとう。
そして気づいた人から伝えよう。
変わらないと!
自分と自分の愛するもの、
地球に明るい未来を残せるように。
ひとりひとりが変わらないと、結局なにも
変わらへん・・・ねん。
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- 2011/07/18(月) |
- 原発
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脱原発

「放射能、塾で教えてもらうねん。」
牛にはワラ。
植物には肥料・・・。
すでに1ヶ月近く経っているのに
知らなかったなー。
放射能汚染された汚泥が肥料に使われていること・・・。
「農林水産省は放射性セシウムの濃度が1キログラム当たり200ベクレル以下
のものについては、流通ルートなどを管理したうえで、肥料として利用できる
とする新たな基準をまとめました。
一方、再来年3月までの特例として、集落排水などで発生した汚泥で
放射性セシウムの濃度が周辺の農地の土壌よりも低く、1キログラム当たり
1000ベクレル以下であれば地域内に限って、肥料としての利用を認めるとしています。」
詳細はコチラ6月24日に農林水産省がだした通達文はコチラこの基準値は、厚生省が出したあのベラボウに高い食品の基準値
(→コチラ)を
参考にして、農水省が作成したようです。
この事実を知った上で、何もしないわけにはいかないので、とりあえず
国会議員さんには、これ以上汚染を広げないよう放射能肥料は流通させないでほしいと、
そしてテレビ局にはこの事実を多くの人に伝えてほしいと、メールだけしときました。
他にはこの事実をたくさんの人にしゃべりまくり、話題にしてマスコミに取り上げて
もらうなど、できる限りのことをしようと思います。
ご協力お願いします!
我が家では、西日本の食材を主に扱ってる生協に変えたりとか、スーパーで買うときも
事故現場からなるべく遠くの食材を買ったりとかしても、結局こんな形で簡単に食卓に
放射能食が並ぶんですね。
政府はこの国を汚染列島にしたいのでしょうか?
さて、それならば一層防御しないといけません。
まずは知識から・・・。
放射能には安全な量はなく、発がんのリスクはその量に応じると言われています。
小さな子どもは、細胞分裂が活発な分、またその後の人生も長い分、おとなよりも
そのリスクは高まります。
事故現場から遠くても、これからは食品からの内部被曝に気をつけるべきです。
特にこれからは半減期の長いセシウムに要注意です。
(*セシウム134は約2年、セシウム137は約30年の半減期。)
今まではヨウソは甲状腺に、セシウムは筋肉にたまると言われてきました。
しかし、チェルノブイリでの追跡調査からセシウムは筋肉だけでなく
甲状腺にもたまり、また多臓器にわたって影響を及ぼすことがわかってきています。
そしてその障害は、心疾患、血管系の疾患、感染症など多岐に及び晩発的に現れます。
がんだけのリスクではないようです。
血管系の疾患なんてここには書ききれないほどあります。
がんのように病名がつかなくても、いわゆる生活習慣病的なものも含まれるし、
またそれが命取りの病気に繋がるわけです。
いくら健康のために運動したり、食べ物に気をつけたりしても放射能が蓄積される
だけでその努力も水の泡。
放射能のエネルギーはそれほど強いということです。
以下にいろんな資料を並べておきます。
基礎的なものばかり集めました。
「放射能について正しく学ぼう」簡単にコンパクトにまとまってると思います。
以下は医学博士崎山比早子さん(元放射線医学総合研究所主任研究官)の動画です。
「崎山比早子さんと福島みずほさんの対談」福島さんの質問が的確でとてもわかりやすい内容です。(書き起こしあり)
「放射線の健康影響について」最初の方はちょっと難しいDNAの話ですが、図解つきなので理解しやすいです。
(書き起こしあり)
「崎山比早子氏インタビュー 1/3」「崎山比早子氏インタビュー 3/3」(2/3は全く聴こえないのでカットしました)
少し長いですが、わたしが上に書いたことは、このインタビューの一部です。
とても有益なお話をされているので、知識レベル向上のために是非ご覧ください。
この中で、崎山先生は「動物実験などして放射能が与える影響などがわかっているのに、
それを応用しない。」「わかっていることを避けるのが科学。」とおっしゃていました。
ICRP(国際放射線防護委員会)はなんのために存在してるんでしょうね。
どの世界も利権にまみれると、ヒトの命よりもお金が優先されるのでしょう。
またいい資料があればご紹介します。
まだまだ勉強しないと放射能には勝てまへーん。
そしてこれからは、義務教育の必須科目にしたほうがいいと思います。
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- 2011/07/16(土) |
- 放射能
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脱原発

「おともだち、たくさんつくってね!」
複雑な心境です・・・。
昨日、菅さんの「脱原発宣言」会見がありましたね。
国のトップである首相の表明だったのにもかかわらず、
イマイチ盛り上がり感に欠ける・・・。
唐突な感じの会見と、もうすぐ辞めてしまう人への期待感のなさ、
具体的な案のなさなどが原因でしょうか。
他国と比べてなんなんですが、ドイツやイタリアなど脱原発を宣言
した国とはなんか雰囲気が違う・・・。
わたし的には、とりあえずは「よう、ゆーた!」という感じなのですが、
ひょっとして、来月末には辞任するかもしれない、1ヶ月ちょっとの
期間でいったい何ができるのかが???です。
1ヶ月ちょっとって言ったら夏休みと同じやん・・・。
ちゃんと宿題やって、国民が納得できるものを提出してくださいね。
そして、その宿題を破って捨てられることのないよう、いいお友達
づくりに励んでください。
その一方、昨日は孫さんがいくつかの自治体と
「自然エネルギー協議会」を設立しました。
電力の全量固定価格買い取り制度の実現などを国に働きかけ、
制度改正を求めていく「秋田宣言」を近く菅首相に提出するようです。
→コチラ昨日は奇しくも話題のふたりの新しい一歩の日になりましたが、
とても対照的だなーと感慨深く思いました。
菅さんが孫さんと決定的に違うことは、何なんだろう・・・。
「強烈で明確なビジョンがないこと」・・・。
政治家として・・・あかんやん・・・。
菅さんごめんなさい。
孫さんは震災後すぐに自然エネルギーの財団を立ち上げ、
それを形にするべく各知事に根回しをし、着実にこの4ヶ月を
目標に向かって進んできているように思います。
彼には明確なビジョンがあるからこそ、その目標を達成するためには
何をすればいいのかが、はっきりとわかるのだと思います。
政治家と事業家、また一国の首相と一民間企業の社長の違いこそあれ、
なにかを創造していく時には、とても大事なことなのではないでしょうか。
まあ、お金という原動力も無視はできないですが・・・。
今は、孫さんがお金のモウジャで終わらないことを祈りつつ、
静かに見守り応援したいと思います。
残念ながら菅さんには、孫さんのような求心力はなさそうなので、
孫さんに精一杯お尻を叩かれ、脱原発を具体的な形にしていってください。
そして、きちんとした道筋をつくるまでは辞めないで頑張ってください。
とりあえずは、今は菅さんしかいないのだから・・・。
「ほんまに、たのみまっせ!首相!」
追記)コレを書き終えて
コチラを見ると、
「いやー、菅さん思ってたよりも大変なんやわ。ちょっと悪口書いてごめんなさい。」
と思ってしまった。是非ご覧ください。発送電分離についてもわかりやすい動画付きです。
菅さんやめたらエライことになってしまうかも・・・。全部止めるまでは辞めないで!
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- 2011/07/14(木) |
- 原発
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脱原発
胡桃成長したよ!食べるために生きる・・・。
生きるために食べる・・・。
さてどっちなんでしょう?
どっちにしても、結局食べなくてはどんな生き物でも
生きてはいけないということは確かです。
だから「食べる」ことは大事です。
今週は生協の放射能対策について調べようと、
あちこちのHPを閲覧したり、電話したりしました。
生協によって、放射能対策がまちまちなんですね。
ちなみにわたしが加入している生協のHPには、
放射能に関しての記載が一切なく、直接電話で問い合わせてみました。
それによると、自社で放射線を簡易の計器で計るものと、
専用の機関に依頼するものがあるそうですが、
その数値の基準値が国の基準値に準ずるというものでした。
(多くの生協はそうでした・・・)
あかんやろ・・・。
国の基準・・・。
→コチラうちは40代後半の中年夫婦のふたりぐらしで、放射能に対しての
感受性はずい分低くなってはいます。
でも外食もするし、知らず知らず口にしてしまう物もあるだろうし、
夫は昔大病してるし・・・
・・・で、やはり自宅で食べるものの食材はこれまで以上に
気をつけることにしました。
あの牛肉を食べても問題ない、とマスコミはいつものように
言ってますがそんなことはない。
体内に取り込まれる放射性物質は、足し算で考えないといけません。
汚染されているものは、その牛肉だけではないのだから。
これからは「食べる」ことに、ますます油断できなくなってきました。
この前、スーパーの乾燥ワカメの前で相当悩みました。
三陸産のワカメか韓国産のワカメか中国産のワカメか・・・。
結局買うのを諦め帰ってきました。
疲れますね・・・。
「えーい、こうなったら自給自足や!」と妄想にふける毎日ですが、
程度の差はあれど、この大阪の土地も例外なく汚染されています。
どこまで汚染したものを受け入れるか、これからは個人々の
判断になってくるのでしょうね。
小さなお子さんのおられる方は、ほんとに大変だと思います。
明日は、放射能の設定基準値が低く、
組合の姿勢が良さそうな生協があったので、話を伺うことにしました。
でも、日本国民はこの事故の被害者であり、加害者でもあります。
わたしのように、食品の選択肢のある国ばかりではありません。
遠い国でもフクシマの放射能は観測されています。
ごめんなさい・・・。
国が定めた基準値について、
小出先生がラジオで話されています。
書き起こしもあります。是非ご覧ください。
→コチラ*ラジオの中で出てくる
3月17日付けの厚生省の文書武田先生も怒っておられます。
→コチラ署名お願いします!(ネット署名もできます)
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- 2011/07/13(水) |
- 放射能
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脱原発
わらから7.5万ベクレル7月11日 14時49分 NHKニュース
福島県南相馬市から出荷された肉牛から国の暫定基準値を超える
放射性セシウムが検出された問題で、福島県が飼育農家から採取した
餌のわらから、国の目安を大幅に超える1キログラム当たりおよそ
7万5000ベクレルの放射性セシウムが検出されたことが分かりました。
わらは原発事故のあと、屋外にあったものとみられ、県が引き続き調査しています。
問題の牛は福島県南相馬市の畜産農家が出荷した牛11頭。
最も高い肉で
3200ベクレルの放射性セシウムが検出されている。
(餌のわらは、1キログラム当たり
300ベクレルが国の目安。)
この記事は、高濃度に汚染されたえさを与えると、
高濃度に汚染された牛ができるという記事にも読み取れます。
ということは、ヒトが高濃度に汚染された物を食べると、
内部被曝によって高濃度に汚染された身体ができあがる・・・。
また、この牛たちは、出荷前に体表のスクリーニング検査をクリアしていました。
ということは、ヒトも外部被曝のスクリーニングだけでは、自分の身体が
どれぐらい汚染されているかわからないということ・・・。
事故後、既に福島の主に繁殖用雌牛1万頭が24都道府県に受け入れられ、
「今日からうちのベコじゃ」とあちらこちらに散らばっています。
そのお母さん牛って、きっと内部被曝してますよね。
そしてそのお乳で仔牛は育つわけですよね。
そしたらその仔牛も内部被曝して、大きくなったらそれをヒトが食べるわけですよね。
食品によって、日本全国に汚染が広がる姿が容易に想像できます。
牛には全く罪がない。
農家にも全く罪がない。
ではどこに罪がある・・・?
日本の基準値
→★
*ベルラーシとウクライナは、チェルノブイリ原発事故で汚染された地域。
この図でもわかるように、日本の基準値は他地域と比べて
ベラボウに高いです。
なので、スーパーでもわたしが加入している生協でも、国の基準値に
従い、他地域よりもベラボウに高い放射能汚染された食品を平然と販売しています。
大阪に住むわたしは、関東以東に住む方々よりも放射能について
まだまだ勉強不足です・・・。
事故後被曝の年間許容限度の数値が1ミリシーベルトから20ミリシーベルトに、
一気に跳ね上がったのには驚きましたが、食品の世界でも同じことが行われていたようです。
厚生労働省が3月17日に水道水の放射能基準を変更していました。
●3月17日までの日本の基準値
日本には放射能に関する飲料水基準は無く
世界保健機関(WHO)基準相当を守っていました。
WHOの飲用水の水質ガイドラインでは、
ヨウ素、セシウムに対する規制の目安を
10Bq/kgに設定。
→今はヨウソ300Bq/kg、セシウム200Bq/kg ナント
30倍!3月17日に厚生省が自治体向けに送った文書さて、これからどうしましょうか・・・。
わたしは、このグラフからみると放射能の感受性が低くなりつつある年齢です。

小出先生は、放射能の感受性が低くなった高年齢の人たちは、
今まで原発を容認してきた責任として、汚染された食品を
受け入れるようにと説いています。
それが、農家の方々の生活を守り、汚染された食品が海外の貧しい国々に
流れるのを防ぐ手立てだと言うのです。
確かに何も反対もせずに、ここまで原発を増設させてしまった、
わたし達おとなに責任がある・・・。
でも、風評被害ではなく、実害のある食品を食べることは、その害をつくった
当事者たち(東電、政府)の逃げ道をつくってしまうことにもなり兼ねません。
悩ましいです・・・。
ただ、ひとつだけ言えることは、子どもたちのクチには
汚染された食品を、絶対に入れさせてはいけないということ。
「ただちに影響はない」だけなのだから・・・。
とりあえず、勉強してみます。
まずは、故高木仁三郎氏の著書「食卓にあがった放射能」から。
読んでまたここにレポートしたいと思います。
この件について、小出先生がラジオで話されています。
書き起こしもされていますので、是非ご覧ください。→コチラ署名お願いします!(ネット署名もできます)
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