特集ワイド:がれき処理難航、住民の苦悩深く 放射能検出復興の足かせ 毎日jp
女川町のがれき仮置き場の囲いに展示されている町立女川第一小学校児童の絵
東京都への搬出が始まった女川町の「がれき」 放射能汚染により、東日本大震災のがれき処理が難航している。全国の自治体に広域処理を要請する政府、住民の反対などで受け入れできない自治体側。かくて復興が遅れていく。打開策はあるのか? 【浦松丈二】
津波で壊滅的被害を受けた宮城県女川町。目の前には道路だけが続く。だが、カーナビには、ガソリンスタンド、コンビニ、ビジネスホテル、病院……震災前に存在した街並みが次々と映し出される。海沿いに黒っぽいがれきの山々が見えた。大きい。震災から9カ月。その大きさが復興の難しさを物語っている。
同町では約6500棟の3分の2以上が津波で全壊。がれきの総量は約44万トンと同町の一般廃棄物115年分にも上る。須田善明・女川町長は11月24日の記者会見で「被災地住民にとってがれきの山々は、物理的にも心理的にも復興への足かせとなっている」と苦境を訴えた。
同町石浜地区の海沿いにあるがれきの仮置き場。幅約60メートル、高さ約3メートルの白い囲いに、町立女川第一小学校の児童たちの絵約200枚が飾られていた。展示を企画したのは同小PTAの伊藤俊会長ら。「がれきの山を見ているとめいってしまうので。震災後に子どもたちが描いた笑顔の絵、未来の絵を飾りました。笑顔で埋め尽くして女川町復興の出発点にしたい」と話す。
「子供達の輝く瞳 明るい未来が待っている」という長野県小布施町の林映寿・浄光寺副住職の書もあった。女川町の支援を続ける林さんは「がれきというのは確かにつらい言葉。目をそむけたくなる現実ですが、だからこそ、みんなの笑顔で囲んであげたいのです」と語る。
仮置き場に集められたがれきには、家具や衣類などあらゆる身の回り品が含まれている。これらは機械で粉砕され、不燃物、可燃物、プラスチック、木くずに分別されていく。発見された個人のアルバムや位牌(いはい)などは町陸上競技場内に保管される。
この仮置き場からは7日、東京都へのがれき搬出が始まった。宮城県内のがれきを東北地方以外の自治体が受け入れるのは初めて。東京都は11月から岩手県宮古市のがれき処理も始めており、震災がれき広域処理のモデルケースとして全国から注目されている。
■
これでめでたし、めでたし、なら良かった。しかし、東京都民の反応は複雑だ。都は品川区と大田区の処理施設にがれきを受け入れ、放射能を検査して安全性を確認したうえで、1日約300トン、合計約10万トンを、再来年3月までかけて焼却する予定だ。
東京都日の出町にある、ごみ最終処分場の環境汚染に反対する市民団体、STOPエコセメント市民の会の下向(しもむかい)辰法代表は「会員には、東京も被災地の痛みを分かち合うべきだという意見も、
痛みを分かち合うのはいいが放射性物質の拡散は困るという意見もある」と打ち明ける。
日の出町の処分場は1984年に操業を開始。反対運動をする住民が複数の訴訟を起こしたが、敗訴が続いている。最後に残ったのは、同会が「ダイオキシンなど有毒物質を含む焼却灰を使ったセメントを出荷するのは問題」などと提訴した処分場のエコセメント施設操業停止訴訟。26日に地裁判決が出る予定だ。
下向代表は「私個人としては、被災地の痛みを分かち合うことと放射性物質の拡散防止は別問題だと考えている。仮に敗訴しても控訴するが、その段階で放射性物質拡散を問題にしたい」と語る。都は、がれきに含まれる放射性物質を検査して安全性を確認する方針だが、「信用できない」と一蹴。独自に放射線量などを測定していく方針だ。
「従来の化学物質に放射性物質も重なって、処分場の汚染は二重三重になる恐れがある。一方、ごみ問題に関心がなかった市民も放射性物質の拡散には危機感を持っており、新たな連携を模索したい」と期待感も示す。
廃棄物の放射能汚染は被災地のがれきにとどまらない。
秋田県大館市と小坂町は、自前の処分場を持たない他県の自治体などからごみの焼却灰を受け入れてきた。ところが、大変な問題が起きた。7月、千葉県松戸市、流山市の焼却灰から国の埋め立て基準(1キロ当たり8000ベクレル以下)の最高3・5倍の放射性物質が検出されたのだ。
両市はその事実を確認しないまま焼却灰を運搬。一部はそのまま埋め立てられてしまった。
秋田県が開いた住民説明会では受け入れ反対の意見が相次ぎ、基準値を下回ったものも含め、全ての灰を返却することに。今月中に千葉、埼玉、栃木、茨城、静岡、神奈川各県の10自治体と行政組合に計245トンが到着する。
この問題に関心のある若者たちが3日、東京都内で学習会を開いた。講師役を務めた秋田県出身で市民団体「STOP!焼却灰 大館・小坂アクション」の村山森哉さん(29)は
「放射性物質は災害廃棄物(がれき)だけでなく、既存の一般廃棄物の処理ルートに乗って首都圏から地方の処分場に送られ、押し付け合いが起きている。廃棄物の広域処理が問題なのです」と指摘する。放射性物質を含む焼却灰が全国をさまよっている。
■
ごみ問題に詳しい瀬戸昌之・東京農工大学名誉教授は「大震災と原発事故で、全国のごみ処理の矛盾が浮き彫りになった。放射性物質は全国に拡散するのではなく、集中して遮蔽(しゃへい)・管理していくべきだ」と提言する。
その
費用負担については「汚染者負担原則(PPP)で処理するのが国際ルール」と指摘する。つまり
、「汚染者」である東京電力が放射線量の測定、汚染がれきの回収・処理、管理の全プロセスに責任を負うべきだというのだ。
PPPは、経済協力開発機構(OECD)が公正な経済活動に不可欠なルールとして日本など加盟国に求めている原則。環境を汚染した企業が汚染浄化の費用を負担することになり、企業や社会が環境にやさしい製品やサービスを求めていくことにもつながる。
瀬戸さんは
「原発事故で必要になった除染作業や汚染がれき処理の費用を国民の税金から支出する政府方針は、国際ルールに反する」と批判する。
被災地のがれきを一日も早く処理し、原発事故を繰り返さないためにも、汚染者が費用を負担するというごく当然の公正さが問われている。
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20111212dde012040038000c.html
また新しいことばを覚えたぞ!
TPPの次はPPP!
瓦礫受入れ反対の署名お願いします!→瓦礫受入れやめて@大阪
- 2011/12/12(月) |
- がれき
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脱原発
今日(昨日)はデモへ行った。
→
「原発いらん!女子デモ!?だれデモ!」女子デモだけど女子が企画運営してるだけで男子の参加もOKのデモ。
いつものサウンドデモに加えて若いお母さんと子ども達の姿が目立っていた。
今までのデモの中で一番良かったなー。
何が良かったか・・・
先頭でマイクを握って叫ぶ人が母や女性目線で
「311以降子どもが食べるものに困ってます!」とか実生活の生の声。
師走らしく街を歩く人も多く、沿道でチラシを配るわたしに
「これって何の団体ですか?」と聞かれたので
「原発を反対する一般市民の集まりです」と応えた。
若い頃よく遊んでたミナミのアメリカ村をこんなふうに
歩くとは思ってなかったなー。
わたしはチラシを配りながらミナミの若者に「本気です!」と言った。
伝わったかどうだか・・・。
今日はチラシを差し出した人の中に、原発作業員だという若い人もいた。
彼は大飯原発で3年働いていると言った。
「原発なくなると困る?」
「困る・・・。」
返す言葉が見つからずひとこと
「ありがとう・・・。」とだけ言って立ち去った。
こういうことが現実なんだ。
だけど原発(核)と共存する世界はやはり不健全で、
ほんの一部の人が益を受けその他の多くの人は不利益を被る。
変えなきゃな・・・
こんな世界。
遅れてきたYちゃんに「マイクで叫んできーや」と言ったら
「よっしゃ!」と言って叫んでいた。
彼女の叫びはなぜかわたしの心に響く。
「もうこれ以上原発はいらなーい!」
「瓦礫の拡散は放射性物質の拡散でーす!」
瓦礫受入れ反対の署名お願いします!→瓦礫受入れやめて@大阪
- 2011/12/12(月) |
- 原発
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脱原発
瓦礫仲間Mのブログより。
緊急署名 瓦礫受入やめて@大阪
http://www.shomei.tv/project-1865.html コメント欄より 被災地の方の声 (大阪他地域などの声)
最近のもの
宮城県 ~仙台より~
痛みを分かち合うという心とてもありがたく思います。しかし私達は3月11日以降、汚染されてない地域は、土地を食べ物を守ってほしいと強く思います。
粉ミルクからもセシウムがでました。汚染の規模はまだ計りしれません。想いが通じるのなら、これまで通り安心な関西の食品の流通とそして子供達の休みなどを利用した一時避難。安心な場所でのプチ臨海学校のようなイベントなど子供達が笑顔になるような受け入れ案を考えてもらえないでしょうか。
がれきの移動でこれ土地が汚染され、子供達が被爆するような事はもうこれいじょうあってはならないのです。
子供たちの未来につながる判断をぜひお願いします。
神奈川県
放射性物質の含まれるゴミは散らさないで元の場所に集めるべきだと思います。北九州に運ばれた焼却灰が流山に戻される・・・こんなことでは日本全体が汚染されてしまいます。大阪だけでなく日本全体のためになることを考えてください。お願いします。
三重県
がれきを受け入れるとのこと、心配です。
大阪は汚されていない貴重な日本の土地ですから
私は大阪の野菜を見つけると迷わず買っていました。
これから先、汚染なしということは、なによりも貴重なことになると思います。数少ないそんな場所を消さないでほしい、そう思います
神奈川県
私は大阪出身です。どうか、故郷を汚染させないで下さい。たとえわずかだと言い張っても、燃やす量×年月で、相当な放射能が蓄積されるでしょう。灰だけでなく、煙にまじって近畿一円の農作物も汚染されます。
大阪府
子供(4か月)とともに、被曝から逃れるために避難しました。こちらでは安心して子供を連れて散歩に出られる幸せをかみしめています。瓦礫焼却で、放射性物質を拡散させないでください。どうかどうか、お願いいたします。
東京都
放射性物質が付いた瓦礫を燃やせば、大阪も近辺の都市も汚染されます。そこで生活をする人のためにもそんな恐ろしい事はやめてください。被災地の応援を考えるのであれば土地を守り、少しでも汚染の少ない食品を生産してください。汚染瓦礫は拡散せず、広大な土地を所有する福島第一発電所に集積すべきだと考えています。
海外
瓦礫の拡散絶対反対!!!ウクライナの友人は幼少の頃、自動集団疎開でフランス、ドイツで過ごした経験があります。どうして文明国、先進国日本ではそういった具体的な案がでないのでしょうか?国民は馬鹿ではありません。真実を隠蔽しようとするにも限界があります。いい加減、目を覚ましてください。どうか、日本の未来を真剣に考えてください。どうぞ宜しくお願いします。
東京都
瓦礫の受け入れは絶対に反対!です!!日本の暫定基準値は高すぎます、子供達が病気になってからでは遅いのです。「放射能の事はまだ世界的に結果が良く解らない」のであれはなおさら危険かもしれない事はさけるべきです。石原都知事には伝わりませんでした。どうかこれ以上日本を汚さないでくだい。
不勉強な橋下大阪市長へ、このような声と瓦礫広域処理の危険性を
まとめた資料を送付したいと思います。
瓦礫受入れ反対の署名お願いします!→瓦礫受入れやめて@大阪
- 2011/12/10(土) |
- がれき
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脱原発
「震災がれき」受け入れ 国に安全基準の明確化要請へ 関西広域連合2011.12.9 21:41 産経ニュース
東日本大震災で発生した災害廃棄物(震災がれき)の受け入れ処理について、関西広域連合が政府に対し、安全基準の明確化などを要請する方針を固めたことが9日、関係者の話で分かった。事務レベルで合意しているといい、10日の関西広域連合委員会で最終協議する。政府は8月に安全性の確認方法をまとめているが、原発事故を受けた健康不安の声が拡大するなか、要請が必要との認識で一致した。しかし、実際のがれき受け入れをめぐっては各府県の対応に温度差も生じている。
広域連合で震災がれきが議題に上るのは初めて。11月下旬の全国知事会で野田佳彦首相が協力を求める発言を行ったため、10日に急きょ協議することに。政府に対し、震災がれきを処理する際の安全基準と受け入れの期間や量のスケジュールを明確に示すよう要望をまとめる方針だ。
ただ、がれきの受け入れをめぐっては府県によって温度差があるのが実情。
兵庫県の井戸敏三知事は6日の定例会見で「受け入れ可能なら受け入れたい」とする半面、「国が震災がれきの搬出から輸送、処理の方法など受け入れの全体像を示そうとしない」と不満も口にしていた。
10日が初出席となる
大阪府の松井一郎知事は、安全確認を前提としながらも「被災地は大変な状況。日本中で支えなければいけない」と受け入れに前向きな発言をしている。
一方、9月の台風12号による紀伊半島豪雨で発生した大量のがれき処理が問題となり、他府県の応援を受けている
和歌山県は、東日本大震災の被災地を支援する余裕はなく、担当者は「受け入れ可能な状況にはない」。
京都府の担当者も「処理の実働部隊となる市町村に受け入れを要請する際の国の基準が不明確で、検討する予定はない」としており、まずは国基準をさらに明確化する必要があると主張
。滋賀県も、県内の全19市町が「受け入れ困難」としているため、県としても検討していないという。
また、近畿で唯一、広域連合に加盟していない
奈良県の担当者も「県民の理解や感情論を考えると現状では難しい」と話している。
◇
東日本大震災の被災地で山積みのがれきは、復興の妨げとなっている。大津波に襲われた岩手、宮城、福島3県の沿岸部は平坦(へいたん)な土地が少なく、港周辺の仮置き場のがれき処理が進まなければ、港や防潮堤の整備も始められない状態だ。
環境省によると、3県のがれきの推計量は6日現在で2265万トン。うち1509万トンが仮置き場に置かれたままだ。3県が県内の施設で処理する分を除く他府県への受け入れ要請量は計395万トンに上る。
受け入れについて、同省の4月の調査では、全国572の市町村・一部事務組合が前向きな回答を寄せたが、放射性物質の影響を懸念する声が各地で上がり、10月の調査では54市町村・事務組合に激減した。
現在、実際に受け入れを行っている都道府県は東京都だけで、受け入れの処理指針を策定中の
大阪府には、これまで約1万件の反対意見が寄せられている。http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111209/lcl11120921420005-n1.htm
どこもここも「国基準」。
おまえらに意志はないんか!?
責任回避だけが行政の仕事か!?
上の考えを改めさせるか、市民の声を大きくするか・・・
どっちも大切やな。
あっちこっちから攻めるべし!
また大阪府の人口は880万人。
1万件の反対意見では少なすぎます。
震災瓦礫が大阪にやって来る事実を知らない人が多いのも問題。
Googleマップの
「大阪府の焼却施設一覧」の拡散お願いします!
焼却場近隣の住民でさえ震災瓦礫の受け入れ焼却の事実
およびその危険性について知りません。
決定してからの住民説明会では遅いのです。
瓦礫受入れ反対の署名お願いします!→瓦礫受入れやめて@大阪
- 2011/12/09(金) |
- がれき
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脱原発
昨日は大阪府の震災瓦礫の検討会議へ行きました。
作業員の被曝計算に引き続き周辺住民、子どもの被曝計算。
被曝の計算です・・・。
瓦礫受入れの安全性を確認するための検討会議で、被曝ゼロを
証明するのではなく、これぐらいの被曝なら大丈夫だという計算をしている検討会議。
これぐらいなら小さな子どもでも被曝しても大丈夫だという計算をしています。
その中には飲食など他から受ける被曝は一切含まれていません。
瓦礫の放射線量の全量測定もせずに、安全性を確認してるなんて絶対言えないはず。
燃やしてみないと高濃度に汚染されてるかわからないサンプリング測定だけで
いくら「安全です」と言っても、焼却場周辺の住民や作業員は安心できますか?
昨日は傍聴席から抗議の声が上がり、会議は中断されました。
今朝は各社新聞がその記事を書いていて、その中でも朝日新聞はその抗議の声を
ヤジ扱いしていた。
ヤジかどうか、大阪府がどんな検討会議を開いてるのか、子どもの被曝計算を
どんなふうに考えているのか、IWJの動画を見て感じとってください。
わたしは府民の必死の抗議の声を制止する座長の冷たい声に涙が出ました。
第5回大阪府瓦礫受入検討会議
この後の別室での職員との話し合いもぜひご覧下さい。
瓦礫受入・大阪府職員、府民との話し合い...
http://www.ustream.tv/recorded/18977932がれき受け入れ大阪府会議、傍聴者騒ぎ中止に読売新聞 12月8日(木)0時0分配信
東日本大震災で発生したがれき処理の受け入れ指針策定のために大阪府が7日に開いた専門家会議が、受け入れに反対する傍聴者が発言を繰り返したため途中で打ち切られた。 松井一郎知事は同日、一般傍聴を中止してテレビ傍聴に切り替えることを検討する、とした。
府によると、この日約50人の一般傍聴があり、うち5、6人が「健康被害が出たら、どう責任をとるのか」などと発言。座長の制止や退席要請も無視したため、2時間の予定だった会議は約1時間で中止された。
同会議は放射線の専門家ら4人で構成。助言を踏まえ、府が年内にも指針をまとめる。
受け入れに慎重な自治体は多いが、松井知事は「日本中で被災地を支えないといけない。安全性を証明して(市町村に)理解してもらうしかない」と、前向きな姿勢を見せている。 最終更新:12月8日(木)0時0分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111208-00000001-yom-soci瓦礫受入れ反対の署名お願いします!→瓦礫受入れやめて@大阪チラシ、資料もありますのでご自由にお使いください。
「あなたのお住まいの近くに焼却場はありませんか?」→大阪府焼却施設一覧 Google マップ昨日大阪府へ松井知事あての直筆署名を提出しました。
897筆集まりました。
ご協力いただきました皆様ありがとうございます!
引き続き第2期分を集めたいと思います。
まだまだ諦めません!
今後もよろしくお願いいたします。
- 2011/12/08(木) |
- がれき
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脱原発
大阪府の焼却炉のGoogleマップできました!
→
大阪府の焼却施設一覧所在地も電話番号も記載しているので、気になる所があれば施設にお電話してください!
また大阪府への電話→06-6210-9568(循環型社会推進室資源循環課へ)
その他はお住まいの自治体の環境課へ。
→コチラご自分の住んでる近くに焼却炉があり不安に思ってる方・・・
1.ご近所へチラシや署名を配ってみよう!
→ちらし・署名など印刷してご利用ください安い印刷サイト
→ドーンセンター→プリントパック(他に安く印刷できる所をご存知の方はコメント欄よりご連絡ください)
2.府や市町村へ問い合わせてみよう!
3.お近くの議員事務所へ電話してみよう!
4.焼却炉周辺の方を集めて勉強会をしてみよう!
・・・わたしの方でも企画してご案内できればと考えています。
その他ご意見、ご提案があればコメント欄にてお受けいたします。
悩む前にまず行動・・・。
勇気をもって一歩前へ踏み出せば自ずと道が開けます。
瓦礫受入れ反対の署名お願いします!→瓦礫受入れやめて@大阪今日大阪府へ松井知事あての直筆署名を提出しました。
897筆集まりました。
ご協力いただきました皆様ありがとうございます!
引き続き第2期分を集めたいと思います。
まだまだ諦めません!
今後もよろしくお願いいたします。
- 2011/12/07(水) |
- がれき
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脱原発
明日は大阪府の災害廃棄物に係る検討会議です。
明日が最終になるかも・・・とのこと。
すごいわ。
まだまだ検討しないといけないことがたくさんあるのに
着地点だけは決まってる感じです。
反対する人それぞれみんな動いてます。
議員に働きかける人、市に請願書出す人、府や市町村に抗議電話する人、
署名を集める人、大きな組織団体に賛同を求める人・・・。
わたしが今一番力を注いでることは・・・。
焼却炉周辺住民に危険を知らせ一緒に反対の声をあげてもらうことです。
最後はやはり住民の反対だと思うのです。
こんな考え、甘いんかなー。
とりあえずそれぞれが思うことを行動にする。
それが大きなうねりとなります。
明日の会議には関テレさんの取材が入るそう。
少しは話題になってきてるんでしょうか。
おかしな編集にならないことを祈ります。
いつものあざらしサラダさんが
本来放射性物質が付いたものを焼却するために造られていない所で
それを処分することの危険性を写真付きでわかりやすく解説してくださっています。
是非読んでみてください。
→「家庭ゴミの処理場で放射能汚染された瓦礫を処理するとどうなる(まとめ)」瓦礫受入れ反対の署名お願いします!→瓦礫受入れやめて@大阪姉妹団体の直筆署名もあります。ダウンロードして併せてご利用ください。
(web署名も直筆署名も違う団体名なので両方署名していただくことができます。)
- 2011/12/06(火) |
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脱原発
放射性セシウム:水道汚泥焼却灰 埋め立て可能に毎日新聞 2011年12月2日 23時08分
環境省は2日、放射性セシウムが
1キロ当たり8000ベクレルを超え10万ベクレル以下の上下水道汚泥の焼却灰について、セメントで固めなくても、雨水の流入を防ぐ措置で埋め立てできるとの方針を決めた。汚泥の焼却灰は放射性物質がほとんど溶出しないことが分かったため、方針を変更した。
また、1キロ当たり10万ベクレルを超える廃棄物については、地中に細かく仕切ったコンクリート製の構造物を設置した「遮断型処分場」に埋め立てることとした。福島県内で発生した場合は、除染後の汚染土壌などを入れる「中間貯蔵施設」を活用する。それ以外の都道府県で発生した場合は、新たに施設を建設する必要があるという。
一方、放射性物質に汚染され処分が進んでいない稲わらなどについては、焼却処理のガイドラインを策定する。そのため、1キロ当たり8000ベクレル以下のわらから、排ガス処理設備のある一般廃棄物焼却場で排ガスなどの安全試験を始める。【藤野基文】
http://mainichi.jp/select/science/news/20111203k0000m040082000c.html
環境省が8月に報道発表した資料
→8,000Bq/kgを超え100,000Bq/kg以下の焼却灰等の処分方法に関する方針について(お知らせ)ここにはちゃんと「
焼却灰をセメント等で固化したうえで、以下のいずれかの方法による。」
と書かれています。
1)埋立区画の上下側面に隔離層(透水性の低い土壌の層)を設置して埋立て
2)長期間の耐久性のある容器に入れて埋立て
3)屋根付き処分場で埋立て
ついこの間決めたことをシレーとさっさと変更するなんて流石です。
基準を緩めることだけは異常に早い!
以下瓦礫仲間のブログ転載。
汚泥焼却灰、埋め立てて問題ないなら、何故こんな反対運動が起こっているのですか!?
↓ぜひ読んでください、千葉県の汚泥搬入反対運動です。
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袖ケ浦市 子供たちと未来の会
水源地が ごみ捨て場に!
「千葉県民 35万人の水道水の 水源地に放射性セシウムを 含んだ汚泥 焼却灰が
毎日 大量に埋立られています!
産廃処分場近くには 小学校や民家があります。
また 処分場に近づくと とてつもない悪臭がします。
横浜市では 埋立が凍結されたのに
千葉県は 埋立てています!それも水源地にです・゚・(ノε`)・゚・。
(中略)
処分場には セシウム除去機能はありません!
セシウムが 溶け出した水を ずっと
貯め続けることも 構造上不可能です!
大雨が降れば 場内の水は溢れ出ます!
溢れ出た汚染水は 川に流出します。
この川は 私たちの飲水です!」
続きはこちらをお読み下さい↓署名もあるのでよろしくお願いします!
http://sodegaurakodomo.blog.fc2.com/blog-entry-3.html国の最終処分場問題をただ引き伸ばしているだけ、
その間にどこまで汚染が広がるのか。
もう、取り返しはつかない。
もう、遅い。
この際だからと全国に広げるのは許されない。
焼却処分すると放射性物質は大気に出ていくか、灰となって埋め立てられ
水に溶け出るかで、結局環境を侵してわたし達の生活を脅かしていく。
放射性物質の付いた瓦礫を広域に拡散すればするほどその被害も拡大します。
つまり瓦礫受入れ反対は「被災地支援反対」ではなく
「放射能拡散反対」なのです。
わかってほしい・・・。
瓦礫受入れ反対の署名お願いします!→瓦礫受入れやめて@大阪姉妹団体の直筆署名もあります。ダウンロードして併せてご利用ください。
(web署名も直筆署名も違う団体名なので両方署名していただくことができます。)
- 2011/12/05(月) |
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脱原発
セシウム焼却灰、保管限界 日光市施設2011年12月2日 12時22分 東京新聞
栃木県日光市千本木のごみ焼却施設「市クリーンセンター」で生じる
高濃度の放射性セシウムを含む焼却灰の保管問題で、来月にはこの施設での保管が限界を迎える見通しであることが分かった。市は一日開会した十二月定例市議会に、新たに灰を保管するためのテントを設置する費用約三千百九十万円を含む補正予算案を提出した。 (石川徹也)
同センターでは七月十三日、焼却灰のうち、ばいじんなどの「飛灰」から国の基準(一キログラム当たり八〇〇〇ベクレル)の二倍に当たる一万六〇五〇ベクレルの放射性セシウムが検出され、国の指針に従って施設内の車庫棟などに一時保管してきた。
一日約三トンの飛灰が生じており、これまで搬出していた群馬県草津町の民間最終処分場が定める「三回連続で八〇〇〇ベクレルを下回り、うち一回は四〇〇〇ベクレル以下」という条件をクリアできず、同センターに保管するしかなかった。十一月末までに約三百四十八トンが保管されており、来年一月いっぱいで満杯になる見通しだ。
設置するテントは幅十メートル、長さ三十メートル、高さ数メートル。特殊繊維のドーム型で保管容量は約六百四十トンある。内側にコンクリート製の擁壁を張り巡らし、搬入口には鉛のシートを張り、飛灰の拡散と溶出を防ぐ。
市環境課の担当者は「草木や落ち葉などが原因とみられる。テントで来年九月までは保管できるが、あくまで仮置き。基準を下回り、草津へ持って行けるようになれば」と話している。
国は来年一月一日施行の放射性物質汚染対処特措法に基づき、八〇〇〇ベクレルを超えた飛灰は「指定廃棄物」として国が処分するとしているが、具体的な指針はまだできていない。
(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011120290122243.html
こんな記事が増えてきましたね・・・。
焼却場近隣にお住まいの方!
燃やしたらおしまい、ではありません。
こんな濃い汚染灰ができたらしばらくずっとその施設に
保管されるのです。
こんな物取り扱ったことのない人たちばかりで
管理されるのです。
絶対大丈夫・・・ではないでしょう。
妹の職場に焼却場から200mしか離れていない所に住んでるのに、
大阪で瓦礫受入れの話が進んでることを全く知らない人がいました。
汚染瓦礫焼却の危険性を妹から聞いて彼女の顔が青ざめたらしい。
そして教えてくれた妹に感謝したようだ。
こんな大事なことなのに、あんな密室のような会議で決められ
広報誌にも掲載しないなんて、今更ながら驚き憤るばかりです。
今大阪府内全ての焼却場の位置をグーグルマップに落とし込む
作業を仲間に依頼してます。感謝!!
これができたらチラシなどのツールと共に広く拡散して
焼却場近隣の方にも抗議の声を上げてもらいたいと思っています。
地図、チラシはしばしお待ちください。
地図のデータとして焼却場の所在地などわかる資料を大阪府へ
電話して教えてもらいました。(p16以降)
→コチラこの資料では焼却場から排水する場所(放流先)も記載されていて
そこが河川の施設もある!!!
ダメダメやん・・・。
そしてバグフィルターでガス化した放射性物質は防げないばかりか
それは何キロも何十キロも離れた場所へ降り注ぎます。
ほんまに馬鹿げてる!
瓦礫受入れ反対の署名お願いします!→瓦礫受入れやめて@大阪姉妹団体の直筆署名もあります。ダウンロードして併せてご利用ください。
(web署名も直筆署名も違う団体名なので両方署名していただくことができます。)
- 2011/12/02(金) |
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脱原発
放射線防護協会
Dr. セバスティアン・プフルークバイル
2011年11月27日 ベルリンにて
報道発表
放射線防護協会:
放射線防護の原則は福島の原子炉災害の後も軽んじられてはならない。
放射線防護協会は問う:
住民は、核エネルギー利用の結果として出る死者や病人を何人容認するつもりだろうか?
放射線防護においては、特定の措置を取らないで済ませたいが為に、
あらゆる種類の汚染された食品やゴミを汚染されていないものと混ぜて「安全である」として通用させることを禁止する国際的な合意があります。日本の官庁は現時点において、食品の範囲、また地震と津波の被災地から出た瓦礫の範囲で、この希釈禁止に抵触しています。ドイツ放射線防護協会は、この「希釈政策」を停止するよう、緊急に勧告するものであります。さもなければ、日本の全国民が、忍び足で迫ってくる汚染という形で、第二のフクシマに晒されることになるでしょう。空間的に明確な境界を定め、きちんと作られ監視された廃棄物置き場を作らないと、防護は難しくなります。「混ぜて薄めた」食品についてもそれは同じことが言えます。現在のまま汚染された物や食品を取り扱っていくと、国民の健康に害を及ぼすことになるでしょう。焼却や灰の海岸の埋め立てなどへの利用により、汚染物は日本の全県へ流通され始めていますが、放射線防護の観点からすれば、これは惨禍であります。そうすることにより、ごみ焼却施設の煙突から、あるいは海に廃棄された汚染灰から、材料に含まれている放射性核種は順当に環境へと運び出されてしまいます。放射線防護協会は、この点に関する計画を中止することを、早急に勧告します。
チェルノブイリ以降、ドイツでは数々の調査によって、胎児や幼児が放射線に対し、これまで考えられていた以上に大変感受性が強い、という事が示されています。チェルノブイリ以降のヨーロッパでは、乳児死亡率、先天的奇形、女児の死産の領域で大変重要な変化が起こっています。つまり、低~中程度の線量で何十万人もの幼児が影響を受けているのです。ドイツの原子力発電所周辺に住む幼児たちの癌・白血病の検査も、ほんの少しの線量増加でさえ、子供たちの健康にダメージを与えることを強く示しています。放射線防護協会は、少なくとも汚染地の妊婦や子供の居る家庭を、これまでの場合よりももっと遠くへ移住できるよう支援することを、早急に勧告します。協会としては、子供たちに20ミリシーベルト(年間)までの線量を認めることを、悲劇的で間違った決定だと見ています。
日本で現在通用している食物中の放射線核種の閾値は、商業や農業の損失を保護するものですが、しかし国民の放射線被害については保護してくれないのです。この閾値は、著しい数の死に至る癌疾患、あるいは死には至らない癌疾患が増え、その他にも多種多様な健康被害が起こるのを日本政府が受理していることを示している、と放射線防護協会は声を大にして指摘したい。いかなる政府もこのようなやり方で、国民の健康を踏みにじってはならないのです。
放射線防護協会は、核エネルギー使用の利点と引き換えに、社会がどれほどの数の死者や病人を許容するつもりがあるのかと言うことについて、全国民の間で公の議論が不可欠と考えています。この論議は、日本だけに必要なものではありません。それ以外の原子力ロビーと政治の世界でも、その議論はこれまで阻止されてきたのです。
放射線防護協会は、日本の市民の皆さんに懇望します。できる限りの専門知識を早急に身につけてください。皆さん、どうか食品の閾値を大幅に下げるよう、そして食品検査を徹底させるように要求してください。既に日本の多くの都市に組織されている独立した検査機関を支援してください。
放射線防護協会は、日本の科学者たちに懇望します。どうか日本の市民の側に立ってください。そして、放射線とは何か、それがどんなダメージ引き起こすかを、市民の皆さんに説明してください。
放射線防護協会
会長
Dr. セバスティアン・プフルークバイル
http://d.hatena.ne.jp/eisberg/20111130/1322642242*原文は後日ブログにアップされるそうです。
お米の産地は混ぜる、原乳も混ぜる、瓦礫も落ち葉もみんなみんな
汚染濃度の高いものと低いものと混ぜ混ぜにして流通させ焼却する。
基準値に合わそうとするなんて本末転倒!
情報が少なく、危機感のない人は生き残れないわ、今の日本では・・・。
「食べて応援」「瓦礫受け入れて支援」・・・。
こんなことして誰が一番得をするのかじっくり考えてみてほしい。
瓦礫受入れ反対の署名お願いします!→瓦礫受入れやめて@大阪姉妹団体の直筆署名もあります。ダウンロードして併せてご利用ください。
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- 2011/12/02(金) |
- 放射能
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脱原発
太郎、ドイツへ行くの巻き。
ドイツのダネンベルクの近くにある小さな村ゴアレーベンに、
列車で運ばれてくる放射性廃棄物の輸送と、ゴアレーベンの
放射性廃棄物の貯蔵施設に抗議するための集会に彼は出向きました。
http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/blog/staff/2-23000/blog/38043/なんかいいですねー。
震災以降何度かデモで大阪御堂筋を歩いたのですが、
デモに参加してない人との温度差がかなりあることを感じました。
もっと関心もって声に出そう!
最近知り合った隣の区のYちゃんは瓦礫検討会議の時
傍聴席から突然大声で「(放射能が)大気に拡散する!こっちは命がかかってる!」
と叫びびっくりしましたが、彼女昨日も「抗議が大切やねん!」と言っておりました。
「民主主義の原点は意思表示」
そしてその前に自分の頭をつかって考えること。
脳みそシワシワになれるいい機会です。
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- 2011/12/02(金) |
- 原発
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脱原発
今日(昨日)は瓦礫仲間(大阪府広域処理検討会議や市民投票、ソーシャルネットワーク、
ツイッターなどで繋がった仲間たち)と顔を突き合わせてのミーティング。
日ごろのあちこちへのストレス解消で話が脱線しつつも方向性が見えた感じ。
大阪府への外圧(団体組織・企業など)と焼却場近辺の住民への危機意識の共有
など具体的な行動のミーティングとなりました。
ついこの前までは見ず知らずの人たちが同じ思いをもち、利益関係無しに
ひとつの目的に向かって進むなんてわたしの今までの経験ではなかったこと。
大事にしたいと思った。
それぞれがそれぞれの個性を生かし自分のできることを・・・・。
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- 2011/12/01(木) |
- がれき
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脱原発
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