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   おくちは災いのモト

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10万ベクレル以下汚泥焼却灰、セメント固化不要--環境省決定

放射性セシウム:水道汚泥焼却灰 埋め立て可能に
毎日新聞 2011年12月2日 23時08分


 環境省は2日、放射性セシウムが1キロ当たり8000ベクレルを超え10万ベクレル以下の上下水道汚泥の焼却灰について、セメントで固めなくても、雨水の流入を防ぐ措置で埋め立てできるとの方針を決めた。汚泥の焼却灰は放射性物質がほとんど溶出しないことが分かったため、方針を変更した。

 また、1キロ当たり10万ベクレルを超える廃棄物については、地中に細かく仕切ったコンクリート製の構造物を設置した「遮断型処分場」に埋め立てることとした。福島県内で発生した場合は、除染後の汚染土壌などを入れる「中間貯蔵施設」を活用する。それ以外の都道府県で発生した場合は、新たに施設を建設する必要があるという。

 一方、放射性物質に汚染され処分が進んでいない稲わらなどについては、焼却処理のガイドラインを策定する。そのため、1キロ当たり8000ベクレル以下のわらから、排ガス処理設備のある一般廃棄物焼却場で排ガスなどの安全試験を始める。【藤野基文】

http://mainichi.jp/select/science/news/20111203k0000m040082000c.html




環境省が8月に報道発表した資料
→8,000Bq/kgを超え100,000Bq/kg以下の焼却灰等の処分方法に関する方針について(お知らせ)

ここにはちゃんと「焼却灰をセメント等で固化したうえで、以下のいずれかの方法による。」
と書かれています。

1)埋立区画の上下側面に隔離層(透水性の低い土壌の層)を設置して埋立て
2)長期間の耐久性のある容器に入れて埋立て
3)屋根付き処分場で埋立て

ついこの間決めたことをシレーとさっさと変更するなんて流石です。
基準を緩めることだけは異常に早い!



以下瓦礫仲間のブログ転載。

汚泥焼却灰、埋め立てて問題ないなら、何故こんな反対運動が起こっているのですか!?
↓ぜひ読んでください、千葉県の汚泥搬入反対運動です。
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袖ケ浦市 子供たちと未来の会


水源地が ごみ捨て場に!
「千葉県民 35万人の水道水の 水源地に放射性セシウムを 含んだ汚泥 焼却灰が
毎日 大量に埋立られています!

産廃処分場近くには 小学校や民家があります。
また 処分場に近づくと とてつもない悪臭がします。

横浜市では 埋立が凍結されたのに
千葉県は 埋立てています!それも水源地にです・゚・(ノε`)・゚・。

(中略)

処分場には セシウム除去機能はありません!
セシウムが 溶け出した水を ずっと

貯め続けることも 構造上不可能です!
大雨が降れば 場内の水は溢れ出ます!

溢れ出た汚染水は 川に流出します。
この川は 私たちの飲水です!」

続きはこちらをお読み下さい↓署名もあるのでよろしくお願いします!
http://sodegaurakodomo.blog.fc2.com/blog-entry-3.html



国の最終処分場問題をただ引き伸ばしているだけ、
その間にどこまで汚染が広がるのか。
もう、取り返しはつかない。
もう、遅い。

この際だからと全国に広げるのは許されない。




焼却処分すると放射性物質は大気に出ていくか、灰となって埋め立てられ
水に溶け出るかで、結局環境を侵してわたし達の生活を脅かしていく。
放射性物質の付いた瓦礫を広域に拡散すればするほどその被害も拡大します。
つまり瓦礫受入れ反対は「被災地支援反対」ではなく
「放射能拡散反対」なのです。
わかってほしい・・・。




瓦礫受入れ反対の署名お願いします!
→瓦礫受入れやめて@大阪

姉妹団体の直筆署名もあります。ダウンロードして併せてご利用ください。
(web署名も直筆署名も違う団体名なので両方署名していただくことができます。)



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