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   おくちは災いのモト

Out of the mouth comes evil.

ゆるゆるな日本の基準値

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「ゆるゆるなんは、オトンのパンツのゴムだけでええねん」


震災以後、日本人について考える日が多くなった。
ひとことで言うと、「主体性がなく人任せ」に尽きる気がする。
しかし裏を返せば「協調性があって従順」ということにもなる。
なんかこう、ええバランスってないもんやろか・・・。

この日本人の特徴は全ての面において表れているけど、
わたしが一番「これではあかんやろ」と思うのが、
自分自身(親なら子供も)の健康・身体についてである。
いくら保険があり医療費が安いからといって、
風邪をひけばすぐ病院、腰が痛いからと言って、はいレントゲン、
そして、処方された名前も副作用も知らない薬を疑うことなく服用する。

自分自身の身体なのに、なぜかこれも人任せ。
あかんやろ。
放射能のことだって何も知らないから怖くない。
それとも放射能の特効薬でもあるとでも思っているのか???
ウイルスのように排出してしまえば良くなるとでも思っているのか???

グチのような前置きが長くなりました。

やっと本題です。
日本における被曝限度量、これはドイツやECRRに比べると
めちゃくちゃ高いです。
だけどテレビや新聞しか見ない人はそんなことも知りません。
国がちゃんと伝えることが、被曝に対する最大の防御なのに。
教えてくれないなら、自ら学びましょう。


ドイツでは
ドイツ放射線防護協会がチェルノブイリ事故を踏まえて、日本における
食物の摂取被曝量を計算してくれています。
見ると日本の基準(→コチラ)がいかに高いかわかります。
→日本における放射線リスク最小化のための提言

動画バージョン
ドイツが考えてくれた日本の子どもを守る摂取限界値(BGM_掛け歌)



ECRRでは
・本委員会は、人類がつくり出した同位体の放出と天然の同位体のうち新しい形態での
 放出による公衆の構成員に対する年間の最大許容線量はECRR モデルを使った計算で
 0.1mSvよりも低く 維持されるべきであると勧告する。
 →日本ではICRPモデルに従い今までは1mSv、事故後はこどもにも20mSvを許容させている。

・本委員会は原子力労働者に対する被曝限度は、年間2mSvにすべきであると勧告する。
 原子力産業労働者は彼らと彼らの子孫に対する損害について完全に知っていなければなら
 ない。
 →日本では今までは20mSv、事故後はその値がどんどん上がり今は250mSv
  これを500mSv!にするという案も浮上している。

*ICRP(国際放射線防護委員会)→外部被曝のみを考慮して試算。
                  内部被曝を放射線被害から事実上除外している。
*ECRR(欧州放射線リスク委員会)→内部被曝こそ被曝の継続性・局所性から最も危険だと提唱。

参考) ECRR(欧州放射線リスク委員会)2010年勧告 15章
    「隠された被爆」矢ケ崎克馬著

武田先生もこのように発言されていますよ。

コレも非常にわかりやすかったです。オススメ!
放射線の健康への影響  第1版一部改訂
特定非営利活動法人 チェルノブイリ救援・中部


これでどれだけ日本の基準が甘いか、おわかり頂けましたでしょうか?
放射能が怖くないお母さん!
子どもを守ってください。
でないと子ども手当て没収です。



署名お願いします!(ネット署名もできます)

福島の子どもたちを守るための緊急署名をお願いします。
避難・疎開の促進と法定1ミリシーベルトの順守を!!

 →オンライン署名はコチラ   →携帯からの署名はコチラ →延長!7月31日まで!

「さようなら原発1000万人アクション」→詳細はコチラ
呼びかけ人は音楽家坂本龍一氏、作家大江健三郎氏など

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  1. 2011/07/28(木) |
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