おくちは災いのモト

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孫さんのソロバン

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太陽を手中にした男


3・11の衝撃、人生って何か考え込まされた
2011年7月30日 朝日新聞 オピニオン

<前略>

若宮 太陽光をはじめ自然エネルギーはコストも高いのですが。

 孫 エネルギー政策は国策として50年単位くらいで考えないと。化石燃料は今後、高騰していく。一方、例えば太陽光はハイテク技術だからコストダウンする。おそらく10年くらいで発電コストが逆転し、残り40年は自然エネルギーの方が安い時代が来る。電力の資源の9割を国外に頼る現状では自給率も上げねばならず、答えは一つだけ。そのときに先駆者として世界への輸出国になるのかどうかが大きな分かれ道です。原発が安いというのも、実は事故の補償コストを入れる前の話です。

<中略>

若宮 いま日本製パネルは高いけど、大量発注すれば大きくコストダウンできて産業も興せる。東北再生にもつなげられませんか。

 孫 その通り。全体のコストでパネルなどの部材が6割で、その7、8割が国産になるでしょう。土木部分を含めた人件費が4割で、ほとんど日本人が働く。すると全体の9割近くは日本人が雇用され、日本の技術が使われる。コストはほとんど日本人の雇用という形で払われる

<中略>

若宮 デンマークは70年代の石油危機から風力発電に力を入れてエネルギーの自給を果たし、風力発電の製造輸出で経済を興しました。日本は石油危機で原発に拍車をかけましたが、今回の危機は日本も五十年、百年の計を考えるチャンスですね。

 孫 この百年くらい人間の歴史はエネルギーを求めて国家が戦争してきた。次の百年もエネルギーを求める戦争がないとも限らないほど、国家にとって重要な原動力です。その中で化石燃料の資源が徐々に枯渇していく。原子力にも大きな問題がある。すると、自然エネルギーを活用した新エネルギーに切り替わっていく。風力とソーラーはこの20~30年、世界で毎年20~30%ほど伸び続け、ますます加速するでしょう。そんな見通しのきく産業は、ほかにあまりない。日本が何に成長の活路を求めるか。なぜ、国を挙げてそこに真っ先に参入しないのでしょう。国を挙げて原発1基をベトナムに売っていくら売り上げが立つんですか。何社がそれでもうかるんですか。

 若宮 だから、孫さんは経団連から嫌がられるんでしょうね。

 孫 経団連は、原発を輸出しないと国の経済が成り立たないみたいな話をするけれど、もっと大きなそろばんをはじかないと。日本国民の将来の食の安全とか、土地の安全とか、空気の安全とか、将来もっと大きな産業になる芽を摘んでしまわないように。


孫さんのソロバンはきっと正しい。
そして大きい。
なぜなら今までの彼の業績がそれを物語り、原発が社会に対して
いかにダメージを与えているかを考えているから。
それとは逆に原発を擁護する人たちのソレは小さい。
なぜなら彼らは自分達の利益しか考えていないから。
このインタビューでスマートグリッドの話は出てこなかったけど、
孫さんのもうひとつのソロバンにはきっとその勘定もパチパチと
はじかれているんだろうな。

孫さんのこのことばを信じると、原発がなくなっても経済は停滞する
ことなく、逆に新しい産業や雇用を生む。
経産省や経団連に、わたしは騙されないよーだ!

先日の講演会(→コチラ)の質疑応答で、メガソーラーの開発によって
農村が荒廃することを危惧し、飯田哲也さんに質問していた人がいた。
わたしも休耕田とはいえそれを使うことはいかがなものかと
思っているうちのひとりだった。
それに対して飯田さんは、
「メガソーラーがその土地に合っているかどうか、それはその土地
を一番よくわかっている地域の人が決めること。先入観をもって
相手を決めつけるのではなく、自分達で無理のないプロジェクトを
つくる。お互いが歩み寄りプラスのプロセスをつくっていかないと
現実のものになっていかない。公論を積み重ね現実のものにしていく
ことが大事。」と答えられた。

ここでわたしが感じたこと。
この質問された方や、わたしを含む日本人の多くは、今まで国や自治体が
決めたことを一方的に押し付けられ、それをただただ受け入れているだけだった。
疑問や不安を抱いても、それを議論したり検証したりする場もないままに
現在に至り、そしてそれが今の日本の姿をつくってきた。
わたし達日本人は、知らぬ間にそんな習慣を身につけてしまったんだろう。
そしてこれが今回の原発事故の原因のひとつになったのかもしれない。

あの講演会でグリーンアクションのアイリーンさんが何度も
「ディベートしましょう。」と繰り返していた。

きっとそういうことなんだろうな。
結局天に向かって唾を吐いていたのは自分自身だったのかもしれない。
そろそろ日本人も変わらないといけない時がきたのだと思う。
自分が見ている世界を変えたければ、まずは自分が変わること・・・。


なんかソロバンから脱線した内容になってしまいました。



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呼びかけ人は音楽家坂本龍一氏、作家大江健三郎氏など
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