おくちは災いのモト

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がれきとクリアランス制度

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「基準値っていうのは魔法やね。今まで危険なものが安全になるんやね。」


毎日あっつい日が続きますね。
こんな中、大阪府にがれきの受け入れについて電話で聞いてみました。
担当は、資源循環課というところのようです。→大阪府庁代表電話番号06(6941)0351
メールでメッセージを送りたい方→「府政への意見」入力フォーム
(電話をするにあたって、コチラを熟読しました。とても参考になります。)

電話の結論から言うと、まだ何も決まっていないとのこと。
しかし、橋下大阪府知事は一応受け入れの方向で考えており、
もし、受け入れが決まったら国の基準値以外に、大阪府としての
基準を設定して、安全性の確認をするとのこと。
その基準というのも、健康に害のない安全な基準値、というお定まりの返答。
ただし、焼却した後の高濃度の灰の処分や周囲の環境の放射能測定
などまだ何も決まっていない。
ちなみに関西広域連合の兵庫県知事のこの記事については、
井戸兵庫県知事の単独の考えであって関西広域連合全体の考えではないとのこと。

毎日、わたしのような電話やメールが1日に10~20件あるそうです。(少なっ!)
じゃんじゃん電話やメールして、府民の声を届けないとほんとに放射性物質の
ついたがれきがこの大阪にもやって来そうです。
そして、被災地(大阪は岩手県担当のよう)から船かなんかで運ばれてきた
がれきが、今度はトラックで放射能をばら撒きながら、各焼却炉まで街中を走ります。

やっぱりがれきは、福島第一原発のそばに置いておいて東電がしっかりと
管理するのが筋だと思います。
各自治体も他の自治体の動きを見ながら、受け入れや制度をどうするのか
見極めているのではないかと思います。
京都の五山の送り火であんなに反対があったことを、各自治体は忘れてはいけません。

がれきの事をいろいろと調べていると、また知らない言葉に遭遇しました。
それは「クリアランスレベル」というものです。
お恥ずかしながら、震災後から原発と深く関わり始めたわたしは、
まだまだ知らないことが多い。
わたしが以前ご紹介した「震災がれきに関する要望書」の中に、このクリアランスレベル
ということばが記されていました。

調べたことを以下に残しておきます。
簡単に言うと、放射能が一定レベル以下(=クリアランスレベル)の放射性廃棄物を規制の対象
から外すことで、それを使った制度がクリアランス制度。

(以下「放射性廃棄物スソ切り問題連絡会」より抜粋。)
これまでは、放射線管理区域内で発生した廃棄物は、すべて「放射性廃棄物」として
扱うことになっていました。
しかし、管理にかかる費用を削減するために、この大部分を規制の対象から外して
しまおうというのです。

この制度の導入によって、原発廃材の金属をフライパン、デスク、飲料缶などの日用品に
リサイクルすることが可能となります。
また、解体コンクリートも路盤材などとして再利用することが可能性となるのです。
リサイクルできないものは産業廃棄物や一般廃棄物として処分されますから、
みなさんの地域にある廃棄物処分場にも放射能を含んだ廃棄物が持ち込まれることに
なるかもしれません。(引用終わり)

この制度は2005年から実施されています。
クリアランスレベルの大体の数値は、100ベクレル(=10μsv/kg 放射性物質によって違う)
(この制度、原子炉等規正法では制度化されているものの、電力業界が制度定着までの間、
業界内での再利用(電力会社のベンチやテーブル等)に限ると約束している。
2010年2月の反原発新聞より。)

先にご紹介した要望書には、このクリアランスレベル以下であれば受け入れても
いいというような提案になっています。
しかし、放射能にはこれ以下では安全という数値は存在しません。
しかもこのクリアランスレベルの基準値そのものが、原発を動かす側に有利な
数値になっており、その基準値に従えば廃棄物のほとんど(97%)が安全な
ものになってしまうものです。
そしてその測定は外部だけからしか行われないため、「誘導放射能」といって
内部にまで入り込んだ放射性物質の量はわからないのです。→コチラ
→電気事業連合会 クリアランス制度
→小出裕章氏言及 クリアランス制度

なのでわたしは、この数値をがれきにあてはめるべきではないと思います。
やはりがれきは、その危険度(放射能)を測ることが困難だという前提
からどんなものであろうと、拡げないことが一番だと思います。

みなさんがお住まいの地域で、たくさんの人が声をあげることで
がれき問題が深刻な問題になり、がれき=放射能の拡散が防げるに違いありません。

また、このクリアランス制度を知ったことで、原発は事故がなくても
そこから出る廃棄物でわたし達の生活を脅かすのだと思うと、これほど
やっかいなものを存続させる意義がどこにあるのだろうとつくづく感じました。

こんなに面倒なもの、わたしはやっぱり要らなーい!!!



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(8月11日、8月15日追加更新)

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呼びかけ人は音楽家坂本龍一氏、作家大江健三郎氏など



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  1. 2011/08/18(木) |
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