おくちは災いのモト

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放射能汚染の現実を超えて

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「やっぱりビールも小出も生がいい!」はい、wさん戴きました。


今日はちょっと眠い。
久しぶりに帰宅が0時を過ぎた。
どこへ行ってきたのかと言いますと・・・
「生小出」を見に聞きに行ってまいりました。

先生、カッコ良かったわー。
身長も180センチ位あるらしく、何と言っても脚がスラリと長い。
生笑顔も抜群に素敵でした。
講演後、先生の本にサインをして頂き、
「先生の本で一番初めに読んだ本です。コレが一番好きです。」
と言ったら、最高の笑顔で「ありがとうございます。」と答えて下さいました。
ハグしてもらった人もいて、羨ましく妬ましくその自慢話を聞かせてもらいました。
握手だけでもと思い、していただいたのですが人間の欲は深いもの、
次はわたしも絶対ハグしてもらおう。

さて、肝心要の講演会の内容ですが・・・
あっ!ちょっとした興奮で書き忘れてましたが、わたしは昨日小出裕章さんの講演会
「続・原発 安全神話 溶融」に出掛けました。

1部は今までの講演の感じで、そして2部はちょっと趣向を変えあるテーマに沿った
討論会形式というスタイルだった。
そのテーマというのが、「汚染食品のR指定」について。
(*全ての食品を放射能検査し、その食品をその汚染度合いに分けて、例えば
60歳以下は食べてはいけないとする60禁をつくる。50禁や40禁や10禁もある。)
このR指定には広瀬隆さんや一般の人たちの間でも、その提案に対する是非が分かれ
ていて、わたしは今日の朝までは、その提案に反対派でした。

反対の理由は、国民がその汚染された食物を流通させ食べることによって、
その根本原因をつくった東電やそれにまつわる人たちの責任を回避させると思ったから。

それに対して先生は、「1次産業に携わる人たちを補償しようと思ったら、東電を何回
倒産させても補償しきれない、政府も同じこと。だからそのお金を全ての食品の放射能検査
に使い、東電は潰しその人たちの生活を守るべきだ。」と言われた。

反対意見は多く、先生と討論対決した勇気ある東京から来られた森さんや、
会場の質問者は怯まず先生にいろんな意見をぶつけた。

「汚染された食品を流通させることは、産地偽装にもつながり結局は子どもを被曝
させることになる。」
「汚染された食品を引き受けることで、原発を生み出した国民の反省をそこで終わらせ、
原発に反対する気持ちを下げてしまうことになる。」
「食品を汚染度合いによって仕分けることで、金持ちはより安全な物を、貧乏人は危険な物を
食べるような差別を生むことになってしまう。」

わたしは上に書いたこれらの反対意見の中で、とりわけ最後の意見が気になった。
確かに汚染度を明確にしなければ、金持ちも貧乏人もみんな平等に汚染された物を食べて、
差別を生みにくくする。
でもそこには絶対に被曝させてはいけない、罪のない子どもも存在するわけだ。
そこに大きなジレンマ、矛盾ができる。

それに対しての先生のことばが昨日一番印象的だった。
「今の社会には矛盾がある。汚染度合いを知らせないまま、わからないまま、とにかく
それを食べるということに私は与したくないのです。事実がこうあるということを知って、
どういう矛盾があるのか、どういう酷い現実なのかを知ることしか、現実を乗り越える
ことができないから私はあえて提案するのです。」


昨日、このことばの強さを深く噛みしめることができず、帰宅して眠った。
朝起きると同時になぜかこのことばを思い出し、そしてそれはわたしを目覚めさせた。

今、日本には311以降、原発を通して社会を見つめなおす人たちがいる。
そんな原発や放射能の怖さ、無益さに「気づいた人」もいれば、
311以前と世界は変わらないと思い生きている「変わらない人」もいる。
何故なんだろう?
原発事故は怖ろしいものだと知っても、放射能は目に見えない、五感に感じない。
見えない、感じないから怖くない、だから311以降日本中が汚染されてしまっている
ことも実感がない。

じゃあ、放射能を「見える」「感じる」ようにするには?
それは物を測定し放射能を数値で表わすこと。
放射能を「見える化」することで、わたし達は今どんな世界に生きているのか
実感することができる。
そして、金持ちはより安全な物を買い、貧乏人はより汚染された物を押し付けられる
という、「差別社会」の存在を体験として実感することだろう。
それが先生の言う「酷い現実を知り、それを知ることでしか現実を乗り越えられない」
という意味なのかもしれない。
マスコミによる歪められた現実ではなく、体験としての現実を知ってようやく本当に原発、
核の怖さがわかるのかもしれない。
そんな試練を与えられ、乗り越えていき、心の底から全ての人が「原発は要らない」と
思わないと、次のステージには進めないのかもな・・・

昨日わたしが先生にサインしていただいた本のタイトルは
「放射能汚染の現実を超えて」。
わたしは、わかっているようでまだまだ何もわかっていなかったのかもしれない。
先生の思いと共に、その本をもう一度読んでみようと思った。


*今日のオマケ
またまた目頭が熱くなり涙腺ゆるむ
→若者たちのハンスト



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コメント

Beerもkoideも生がいい!

wです。
夜遅くまで巻き込んでしまい、すみませんでした。
私もこの本が一番好きです。ねっ!

シアターセブンで貰ったチラシ「走馬燈のように巡る思い出   京都大学原子炉実験所 小出裕章」の中の言葉が気に入ったので全文テキスト化して、あのパキパキ姐さんにメールしましたら、やっぱり同じ文句に反応されました。

力及ばずして、倒れることを辞さないが、
   力尽くさずして、挫けることを拒否する。
  1. 2011/09/15(木) 13:54:09 |
  2. URL |
  3. w #A66/fvmY
  4. [ 編集 ]

Re: Beerもkoideも生がいい!

wさん

いえいえこちらこそ楽しい時間を過ごさせていただき
有難うございました。
「なま」はやっぱりいいですね!
それと先生は引用がお上手。
この安田講堂の壁に書かれた文章も、
ガンジーもチャンドラーもうますぎる!
またご一緒しましょう。
  1. 2011/09/16(金) 06:04:20 |
  2. URL |
  3. mogusa #-
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

鍵コメさん

さっき見てきました。
きっと皆さん喜んでくれると思います。
ブログも早く本業の方へ戻れるように頑張ろう!
  1. 2011/09/16(金) 06:14:54 |
  2. URL |
  3. mogusa #-
  4. [ 編集 ]

こんにちは~。
先日はありがとうございました。
居酒屋で「何なら食べられるか?」の大騒ぎは、小出先生の講演よりも面白かったです。
食べられるものなどほとんどないのは分かってるだろうに、みんなそれは分かってて居酒屋に行ったんだろうに、と。

だけど、安全なものってあるのか?安全なものって何?と、ずーっと考えています。

ライブでお話しをお聞きすると、ビデオではなんとなくスルーしていたものが次の日くらいに飲み過ぎたワインみたいにドーンとくるんですよね。

「放射能から安全」を考えたら、有機農法や循環農法はダメになる。これは母乳を与えるか、人工乳にするかという悩みと一緒だと思うし、チェルノブイリの時は
「それでも母乳を飲ませて下さい」と小出さんはおっしゃったが、その言葉をどの程度の汚染まで小出さんは言われるのか?どこで線引きするのか?

疑問は渦巻くばかりです。
わたしは力も尽くさずに挫けっぱなしだなぁ、と思うのであります。

放射能汚染の現実はあまりに過酷で、多分小出さん自身もまだ消化不良なんだろうな、と思った夜でした。

答えは簡単、「食べない」なんだけど、修行の道はこれまた険しいのであります。

グニグニのコメント失礼しました。
  1. 2011/09/16(金) 14:29:18 |
  2. URL |
  3. ぺんぎん #.2xbu0dw
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

ぺんぎんさん

ちはー。
朝ぺんぎんさんのブログにコメントする時間がなかったので、
ついでにここでやっちゃいます。
愛しの方の鼻血、ちょっと心配ですね。
タイミング的に勘ぐってしまうし・・・。
わからんなー。

食品に関しての線引きも難しい。
あれやこれや考えてたら絶対に食べるものなんか無いに等しいし、
そんなことしてたら死んでしまうし、結局バランスが大切なのかとも
思います。ただ、放射能の吸収率の高いものやよく食べる物には注意
しないといけないですよね。だからやはり勉強しないといけない。
あのゴフマン氏の本、ヘビーそうだけどレビュー読んだら買う気に
なりました。家庭の医学のように「一家に一冊」な時代になるのでしょうか。

あの日の討論会、先生どんな問いや反論にも即答でしたね。
けど、答えになってるようななっていないような上手い受け答えでしたよね。
ぺんぎんさんの言うように、先生にも未知の世界でわからないのかも知れません。
わたしも、ほんとは汚染された土地では何も作らず、彼らには汚染されていない
土地でものを作り、新たな人生を歩んでほしいと思いますが、実際その土地に
根ざし、ものを作ったことのない私にはわからない事なのかもしれません。
合理的にはいかない問題だから難しいのですね。

知れば知るほど生きにくくなるけど、知らないわけにはいかない。
放射能汚染の現実は始まったばかりなのに、私もすでに頭がぐにぐにです。

  1. 2011/09/16(金) 21:12:16 |
  2. URL |
  3. mogusa #-
  4. [ 編集 ]

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