
「小さくても日本の新しい一歩になったらいいね!」
最近の・・・と言っても6月の話ですが・・・
近ごろ何度もご登場いただいてる私の愛読ブログ
「フィレンツェ田舎生活便り2」。
このブログでイタリアでの国民投票についての記事が載っていた。
ちょっと前にこちらでもリンク貼ってご紹介したけど、今日はその日の
記事を全文転載しました。
原発みたいな大きな投票もあれば、水道事業のようなインフラに関するような
ものまであって、なんとも羨ましいです。
もし今、日本でここに書かれている案件について問われたら、みんな一体
どうするのかなー?
「どーちーらーにしようかなー♪テレビ様の言うとおり♪」になってしまうのかなー?
あかん、あかん・・・。
さあ、住民投票、国民投票に向かって今から脳トレしよう!
(以下転載)
Quattro Si' ! 来週の6月12日、13日はイタリアで、Referendumという国民投票が行われます。
レフェレンドゥムとは、現行の法律について、国民の意見を伝えたり、ある法律を無効にするために行われます。
まずは、レフェレンドゥムにかけられる法律についての署名を集め、その署名の数が一定数を超えた場合、国民投票が決められるのです。
まだ日本のパスポートを持っている私は、残念ながら、今回のレフェレンドゥムには票を投じることが出来ませんが、今までの署名運動では、署名をしてレフェレンドゥム実現に1票を小さな投じました。
来週の投票では、「~の法律を無効にしたいですか?」という4つの問いに対して、Si'、またはNoで意思表示をします。Si’が51%を超えた場合には、その法律が無効となります。
今回はとても大事なレフェレンドゥム。
1、2 水の私有化について。
Si' = 「水道事業サービスを民間の企業に委託することが出来る」という法律を無効にすることに対するSi' .
水は公共のものであるべきで、民間の企業が水によって利益を得るべきではない
3、原子力発電について
Si' = 「イタリア国内に原子力発電所を建設することが出来る」という法律を無効にすることに対するSi'。
1987年に既に国民投票で、原子力発電の建設をしないということに決まったのにかかわらず、2008年にベルルスコーニ政権が2013年以内にイタリア国内での原子力発電所の建設を発表します。
今回は、もう一度、原子力発電に強くノーと言うためのレフェレンドゥム。
4、首相や閣僚の非出頭権について
Si'=「首相、及び閣僚は任期中、被告、参考人として法廷に召喚された場合、出頭をしなくても良い権利がある」という法律を無効にすることに対するに対するSi'。
法律は皆に対して同じである。
どれも大切な話題の国民投票。
特に、原子力発電については大きな関心が寄せられています。今現在、イタリアには、原発は1基もありません。勿論、原発を持っている国に囲まれているので、安全度では他の国と全く変わりがないけれど、地震国であり、ゴミの処理でさえきちんとできないことを考えると、個人的には作らない方が良いと思うんです。
現在、イタリアでは光熱費がとても高いため(海外から足りない電力を買っているから)、かなり「省エネ」な国なんです。町は暗いし(笑)、ローマの地下鉄も薄暗くて、家電製品もそれ程売れず、マンマたちはパチパチと無駄な電気を消します。大きな産業が沢山あるわけでもないし。
今の消費レベルであれば、十分、風力、太陽エネルギーにシフトできるのでは?と思います。
まあ、あくまでも私の個人的な意見ですが・・・
今回は、イタリア国民にその判断を委ねましょう。イタリア人、来週は海に行っちゃ駄目だよ~。
→フィレンツェ田舎生活便り2
さて、一方わが国日本・・・。
静岡の住民投票って下の記事のことなんかなー?
静岡でやるんだから、浜岡の件には違いないだろうな。
今回の東京・大阪・静岡の住民投票が、イタリアみたいな国民投票までこぎつける
ことができるよう、年末はクリスマスや忘年会よりも騒いでお祭りムードにしちゃいましょう!
まずは10月8日の大阪での原発住民投票の説明会へGO!
→説明会案内
浜岡原発再稼働の場合、住民投票も 牧之原市長が考え示す2011年9月29日 中日新聞
牧之原市の西原茂樹市長は28日の定例会見で、永久停止を求めている浜岡原発(御前崎市)が再稼働する場合、住民投票で賛否を問う考えを示した。 26日の市議会決議を受けた永久停止表明について、西原市長は、市民意識調査や企業への聞き取り調査から「原発に地域の未来を託せないと判断した」と強調。「仮に再稼働となれば、10月1日に施行される自治基本条例の住民投票で市民の意見を聞きたい」と語った。
市民意識調査は6~7月、20歳以上の市民1300人を対象に実施し回答した約6割が停止または廃炉を求めた。西原市長は代替エネルギーにも触れ「液化天然ガス(LNG)や石炭による火力発電がよく、特に電気効率約80%のマイクロガスタービンが小型でいいのではないか」と話した。
市によると、21日の議会全員協議会で永久停止提案が決まって以降、市役所への電話やメールが計113件寄せられ、ほとんどが賛同や称賛する意見だった。批判は3件あり「電力不足で産業が衰退する」「交付金を辞退するべきだ」との内容だったという。
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20110929/CK2011092902000154.html
署名よろしくお願いします!→みんなで決めよう「原発」国民投票日本全国に拡散するかも知れない
「がれき情報」を
コチラで随時追加更新しています!
(9月25日、
9月27日 大阪府の災害廃棄物の処理指針について、9月29日【東京都】災害廃棄物、
都内で処理 岩手県とあす協定 2年半かけ50万トン、宮城県分も受け入れ 追加更新)
署名お願いします!(ネット署名もできます)
「さようなら原発1000万人アクション」→詳細はコチラ呼びかけ人は音楽家坂本龍一氏、作家大江健三郎氏など
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- 2011/10/05(水) |
- 国民・住民投票
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脱原発