変化するものとしないもの・・・10月6日の朝日新聞朝刊にサッカーの岡田前代表監督と
先日退職された元官僚の古賀さんの対談記事が載っていた。
その中の古賀さんのことばで、わたしの今の心に響いた箇所を
抜粋転載したいと思います。
今、ものすごく難しい時期 アイデア出せば本当はおもしろい(古賀)
<以下抜粋転載>
古賀:お金がないから増税すると言っている。日本は人口が減っていく。
でも借金がこんなにあって、それを返すにはもっと成長しないといけない。
岡田:成長はし続けられないでしょう。
古賀:今の延長線上の成長だと、いろんなものが比例的に拡大していかないといけない。
資源とか、エネルギーとか。環境破壊も拡大していく絵を描かないといけない。
原発なんて「こんな恐ろしいものはやめたい」とほとんどの人が思ったはず。
考え方を変えて、電力を減らしても生活できるような世界はないのか。
そう言うと、すぐに産業界は「それでは液晶はつくれない」「半導体はだめになる」というけど。
そういう産業がなくてもやっている国はいっぱいある。電力や資源をたくさん使う物作りではなく、
知恵を絞って付加価値を高める物作りとか。
目に見えるものに集中してきた生き方を変えてみることが必要だ。
古賀:GDPはお金に換算しての話。お金に換算できないものを落っことしたまま、
全体の幸福を測っている。家でご飯を作っていたのが、外食するとお金になって
GDPは上がるけど、どっちが豊かなのか。
(抜粋転載おわり)
この古賀さんのことばは、先日観た岩井監督の
「friends after 3.11」の城南信用金庫の
吉原理事長のことばと重なる。
震災以降お金と幸せの関係について考えることが多くなったな。
それと「生き方を変える」ということ。
何かを変えるということ・・・。
社会学の宮台さんが「自明性」という何だかわけのわからないことばを多用して、
よく言っている「悪しき習慣」を変えるということ。
ダーウィンも言ってる。
「唯一生き残るのは変化する者である」
わたしもしなやかに強く変化するものでありたい。
「ほぼ日手帳」から画像頂戴しました。署名よろしくお願いします!→みんなで決めよう「原発」国民投票日本全国に拡散するかも知れない
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コチラで随時追加更新しています!
(10月6日、
10月7日 汚染廃棄物は発生地で処理 事故で政府が基本方針案 追加更新)
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「さようなら原発1000万人アクション」→詳細はコチラ呼びかけ人は音楽家坂本龍一氏、作家大江健三郎氏など
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- 2011/10/10(月) |
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