おくちは災いのモト

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震災瓦礫についてのQ&A 続編

先日の記事であざらしサラダさんの「震災瓦礫についてのQ&A」を転載した。
その続編が掲載されていたのでまたまた転載することにします。

この続編Q&Aもスッキリ明快です!
頭の中にしっかり叩き込んでマスコミによって変な方向へ向いてる人の
目を覚まさせてあげよう。(朝日新聞投稿の橋本さんにも・・・)




(以下転載)

◆汚染廃棄物広域処理についてのマスコミ論調


環境省が、2011.11.2
「東日本大震災により生じた災害廃棄物の広域処理の促進について」
を都道府県に送った。

これを受けて、今後は「こんな論調」の記事が増える可能性がある。

毎日新聞:クローズアップ(11/11)

毎日新聞:震災がれき:「放射性」と混同し難色(11/2)

先日、私たちが作成した「Q&A」を見た方からもこんな質問(○)がよせられたので、以下の通り回答(●)したところ。
→「Q&A」



○現地では、がれきの山の火事が頻繁。ダイオキシンが発生しているときも多いと思います。夏はハエなどが沢山発生し、悪臭問題もあります。それらを放置しておいていいのでしょうか。私は大変、気の毒に思います。


●Q&Aにも書きましたが、震災から8カ月もの時間があったのに、瓦礫の火災や汚染について何も検討も対策せずに放置してきたのは環境省(および検討会)です。私も大変気の毒に思いますので、早急に火災や汚染対策について検討を行い、抜本的な対策を講じるよう環境省(および検討会)に訴えて頂ければと思います。(広域処理しても数年の時間がかかるので、火災や汚染対策にはなりません)




○岩手、宮城から全国へ広域処理するということになっても、がれきの場合は、焼却場などの中間処理施設と埋め立ての最終処理施設に行くだけで、セシウム汚染食品のようなダイレクトな住民汚染は招きにくいのでは。

●私たちは、一般廃棄物の焼却炉で放射能汚染された廃棄物を焼却することと、一般廃棄物の最終処分場に放射能汚染された焼却灰を埋め立てることについて、安全性が立証されていないことを問題視しています。それは、単に住民への影響だけにとどまらず、土壌や水源など周辺環境への影響も含めてです。(焼却灰からガス状の放射性セシウムが漏れている可能性や、最終処分場の遮蔽シートは完全ではなく、漏れ出たトラブルが過去に起きていることなども重要視しています)




○わが家の近くにも一般廃棄物処理場があるが、そこで、岩手や宮城のがれきを燃やし、その灰が最終処分場に運ばれるとしても、食品のセシウム汚染に比べればリスクが弱いように思うのですが…。

●もともと、一般廃棄物処理場は放射性物質を処分することを想定して作られていません。検討会で採用した実験用焼却炉のような特殊な排ガス処理装置に改修するならともかく、ノーマルの焼却炉のままでそのまま燃やすのは、余りにも無策と言わざるを得ません。また、これだけ放射性物質が大量になると濃度ではなく総量で管理・処分する必要がありますので、たとえ8000Bq/kg以下の焼却灰であっても8000Bq/kg以上の焼却灰と同様に、少なくとも水との接触を防止する対策が「必須」と考えます。




○そうはいっても、現在、岩手や宮城のがれきによる環境汚染に救援の手をさしのべないのは、理がないような気もします。

●現地の環境汚染に救援の手を差し伸べないと言っているわけではなく、放射性物質を拡散すべきではないと言っているのです。放射性物質を封じ込めるための対策であればいくらでも協力するつもりでいますが、拡散する案しか検討していない環境省(および検討会)の不備を、ぜひとも一緒になって指摘して頂ければと思います。




○Q&Aの、じゃあどうすればいいのか、の回答は実現不可能のような気がします。実現しても相当先になってしまいまうのでは。数年先とか。それまで、岩手や宮城のがれきがスローピッチの処理ですまされていいのでしょうか。

●実現不可能もなにも環境省(および検討会)は、広域処理以外は何も検討していないのです。環境省(および検討会)以外の専門家では、例えばこのような検討もされていますので、ぜひとも多角的な検討と最前の対策を講じるよう、私たちと一緒に訴えて頂ければと思います。

●最後に、私は被災地を一番困らせているのは、汚染した廃棄物を放置したままの東電であり、その次は、放射性物質を拡散することを承知の上で広域処理しか考えていない環境省(および検討会)だと思います。汚染廃棄物をめぐる昨今の論調は、汚染食品を避ける消費者を「風評被害」と言って悪者扱いする論調と重なって思えて仕方ありません。本当に被災地を困らせているのは誰か、受け入れを拒んでいる自治体やその住民なのでしょうか?



以上の通り、一見すると向こうが正義の味方でこちらが悪者かのような印象を抱いてしまいがちですが、良く読んで頂くとお分かりの通り、私たちが作成した「Q&A」は、少なくとも具体的なデータを明示したうえで、今のような無策のまま広域処理を進めることは問題だと指摘しています。これに対して相手側は、何ら具体的なデータを示さずに、ただ感情的に「現地が気の毒だ」とか、「汚染は招きにくい」などと主張しているに過ぎないことが分ります。

皆さんも、マスコミ報道のミスリードで誤解した方々から、上記のような質問をされるかもしれませんが、数千億、数兆ベクレルもの大量の放射性物質を、100年以上の長期にわたって封じ込め、安全に管理・処分できるという具体的なデータ提示がない限り、私たちが作成した「Q&A」は間違っていないと自信を持って答えて頂ければと思います。

http://azarashi.exblog.jp/d2011-11-13/





瓦礫受入れ反対の署名お願いします!
→瓦礫受入れやめて@大阪

姉妹団体の直筆署名もあります。ダウンロードして併せてご利用ください。
(web署名も直筆署名も違う団体名なので両方署名していただくことができます。)



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