夫が買ってきた「週間金曜日2月1日号」に興味深い記事が・・・。
タイトル、「食べるに当てる放射線」。
世界最大のガンマーフィールドが茨城県にあるそうな。
これも原子力の平和利用のひとつだそう。
農作物にコバルト60を照射し、作為的にDNAを傷つけ、傷ついたDNAが
復元するときのエラーが作物の突然変異を生む。
それが病気に強いナシや純白のエノキダケ、アレルギーがおきにくい大豆など。
丈の短いサラダゴボウや小粒納豆もこの類であろう。
食べ物に直接照射するものでは、発芽防止をしたじゃがいもやにんにく、
穀物、肉類についた虫の駆除など海外ではすでに幅広く行われているらしい。
日本では唯一じゃがいもの発芽防止だけだとか。
人為的に放射線を当て、DNAを破壊した作物をつくること自体に吐き気を催すが、
そんなものを食べ続けて身体がどうにかなるなんて誰にも証明できない。
ま、目新しいモンには要注意!ってことで・・・。
(参考)
放射線育種場ホームページ
→コチラ
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- 2013/02/21(木) |
- 放射能
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| コメント:7
脱原発
まあ、育種ってのは、突然変異がどれだけ多いかというのが非常に重要なんで、突然変異させる手段は有難い。
別に放射線当てんでもって思うけどね。どうせ自然放射線は飛んでるし。
あと、植物にはトランスポゾンという仕組みがあり、こいつはDNAの塩基配列を突然シャッフルする機能を持っている。
トウモロコシや大豆ではこのトランスポゾンが全塩基配列の80とか90%を占めている。
いついかなる切っ掛けで、トランスポゾンが発動するのかは分からない。
高温や旱魃などの環境ストレスによって発動するというのは、モデル植物のシロイヌナズナの研究で例があるが。
そういう理由で、俺は遺伝子組換えに反対している。
- 2013/05/01(水) 23:41:09 |
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- 太郎 #-
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>太郎さん
トランスポゾン・・・初めて聞きました。
しかも塩基配列の80とか90%を占めているなんてね。
突然変異は自然に突然おこるから突然変異なのであって
人為的におこすものはやはり不自然で受け入れられないよね。
医療も過度になるとそれも不自然。
自然に生きて自然に死んでいくのが生物の摂理なのであーる。
- 2013/05/01(水) 23:54:45 |
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- mogusa #-
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モデル植物のシロイヌナズナの研究例 Natureに載った論文
http://www.sci.hokudai.ac.jp/bio/info/2011/03/post-35.php
- 2013/05/02(木) 00:04:00 |
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- 太郎 #-
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いや、まあ、暖かいから温泉というだけであって。
高温というのは自然界でも起こるので、別に人工的に実験したからと言って、不自然という訳でもない。
例えば、インドなら夏は45℃とかなるし、ヨーロッパでも熱波で40℃を超えることもしばしばあるのでね。
- 2013/05/02(木) 00:22:57 |
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- 太郎 #-
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いや、高温の研究を北海道でやってはいけないという理由も特に無いので。これはあくまで小規模な実験室での研究なので。
- 2013/05/02(木) 12:00:13 |
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- 太郎 #-
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