
今日はわたしが原発に反対するようになった経緯を書きたいと思います。
タイトルは先日
コチラの記事でご紹介した小出裕章京大助教の本からの
パクリをひねらせて頂きました。(先生ゴメンナサイ)
では・・・。
フクシマの事故が起こる前から、もともとなんとなく反対は反対であった。
なんとなく・・・。しかし原発についてはほとんど言っていいほど
何も知らなかった。国内に54基あることさえ・・・。
そして3月11日津波とともに原発事故が起こった。
すぐに友人Kからメールが届いた。
「わたしは原発に反対するで!これに署名して。」
山口県に建設予定の上関原発反対の署名だった。
署名しよう、と思った。
震災後わたしは何もできない無力感とわけのわからない自責の念に
取り付かれ何かをせずにいられなかった。
そんなわたしにできることのような気がした。
そして署名するならきちんと調べないと・・・が始まりだった。
どうせするなら少しでも多くの人に署名してもらおう、
そしたら原発についてもっと調べて説明できるようにならないと、
と思い手当たり次第やみくもに調べた。
調べだすとわからない用語だらけで、まるで英英辞典をひく感じだった。
友人Kとの情報のやり取りが始まった。
空いてる時間はネットや本を読み、その日に知った驚くべきことは
帰宅した夫に報告し、毎晩二人で話し合った。
原発に関して夫と温度差がなかったことが一番の幸運だった。
(その他のことに関しては温度差だらけ・・。)
そんな日の繰り返しの中、ネットで小出裕章先生の論文を見つけた。
原発がなくても火力発電で充分電力はまかなえるというものだった。
見つけたときは嬉しかった。
たまたまKも先生の別の論文を見つけて送ってくれた。
この人は信頼できそう・・・と思い図書館で本を予約しようとしたら、
先生の一番新しい本はすでに50人ぐらい待ちでいまだにこない。
それで20年前の著書「放射能汚染の現実を超えて」から読み始めた。
このブログで一番初めに紹介した本である。
序文が泣けて泣けて前に進まない。
今までのわたしの生き方くらし方を深く反省させられる文であった。
そして先生について調べようと思ったらどなたか親切な方が、
ネット上で先生の発言されたものをまとめてくれている。
「小出裕章 非公式まとめ」。今でも毎日チェックして勉強させてもらっている。
管理人さんありがとう!
調べれば調べるほど、原発で生まれる電力には一つとしていいところがない。
一番の欠点は「原発には放射能が付きもので、人の命の引き換えなしには
生まれない」ということだと思う。
また調べれば調べるほど、今までよくこんな危険なものと共存していた
(共存している)なと恐ろしく感じる。
そして原発の恐ろしさを知れば知るほどわたし自身の予想寿命も
どんどん縮まっていくのである。(長生きするタイプと思ってたのになー。)
いつも言葉足らずのKが言う。「どうせ死ぬんやから!」
たぶんこの意味は「どうせ人はみんな死ぬのだから他人になんと思われようと
自分の信じることをすればいい。自分の気持ちに正直に。」ということだと思う。
ちゃうか?K。
このブログを始めたきっかけはわたしが知った事実を
一人でも多くの人と共有したい、という気持ちからであったが、
文章を書くことで頭や心が整理されることを知った。ビックリ。
できるだけ続けていきたいと思う。
「一日でも早く日本からいや世界から原発(核)がなくなりますように。」
わたしの拙い文章を読んでくださってる皆さま。
真にありがとうございます。
わたしをご存知でない方はひょっとして「大阪の妙な女」
と思われてるかもしれませんが、わたしはいたって普通の人です。
これからもわたしが知ったこと、感じたことをありのまま書いていきますので、
よろしかったらこれからもお付き合いくださいませ。
最後にわたしをご存知でない方のために、
わたしを少しでもイメージしやすいよう今日の写真は、瑞々しく清楚で可憐で
気品があり、枯れてもなお美しい旬の紫陽花にしときました。
「6.11 脱原発100万人世界同日アクション!」のご案内→詳細はコチラ福島の子ども「20ミリシーベルト」基準の即時撤回を求める署名にご協力お願いします!
(第二段)→詳細はコチラ 前回署名された方も是非!
スポンサーサイト
- 2011/06/02(木) |
- わたしのこと
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
脱原発